テラーノベル
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お母さんが寝に行こうとしている時 、お姉ちゃんが
上から降りてきたと思えば急に藤澤先輩の話をしだす 。
…………しかもすこーしだけ根に持ってるお弁当の 。
スマホを見るふりして聞いてたけど
僕にとってまったくいい気がしない話 。
でも少ししたらお母さんが寝に行って
お姉ちゃんとふたりきり 。
「 嬉しい 」
なんて思ってたのも束の間 。
大森: 私 、告白されちゃった ….笑
おねぇちゃんが藤澤せんぱいに …告白された….?
….なにそれ 、頭が追いつかない …ッ
急に心臓がドクドクっとすごい勢いで鳴り出す 。
__周りから何も聞こえない 、耳の近くでずっと音が鳴ってる 。
それで ….っそれで返事は?
どうしたの?
自分の感情が先走って必死で必死で――。
気付いた頃にはお姉ちゃんの肩を強く掴んでしまっていた 。
大森: 返事はちゃんと考えてから応えたいから …後日
よかったっ….付き合ってないんだ ….。
少しだけ安堵する 。
元貴: っ…そう 、なんだ ….。
元貴: よかったじゃん 、好きって言われて 笑
……ぇ?
自分でも驚くべき言葉が出てきた 。
……うそ 、そんなの思ってない ….っ
元貴: …お姉ちゃんは藤澤先輩の事好きなの?
….うそ 、そんなの聞きたくない ….っ
大森: へっ….わたし …?!
….そんなに顔赤くしちゃってさ 、
大森: ん …..〜
俺がお姉ちゃんの事どれだけ好きか分かってないね 。
…….それに
大森: 私は 、まだ …好きっていう感情はないよ
元貴: …..! ….そっか …。
….喜んじゃう俺も十分馬鹿だ 。
コメント
2件
小動物です🤗
「好きって感情はない」の言葉に安心しちゃう、大森さんは小動物ですか?可愛すぎでしょ♪