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トンッ
私のすぐ横に手を付き
「やっぱり田中さんじゃん~」
そう言って笑うのは
『夜久さん!?』
手の先を振り向くと
『わ///』
思わず距離が近すぎてよろけてしまう__
夜久さんって、みんなと並ぶと
背が小さく見えるけれど全然、そんなこと無くて
私の155cmの身長では
少し見上げるくらいで____
それにガタイも良くて____
…っっ///
てか!
今、壁ドンみたいになってるってば!ww
「ごめん、びっくりさせちゃった?」
『は、、はい、、///』
ドアに手をついたまま
「後ろ姿、挙動不審で可愛いな〜と思ってたらやっぱり田中さんだったわ!
マネほんとにやってくれんの楽しみだわあ~」
『へ?///』
そう、ニシシと笑い
私の頭を
ポンッと撫で
「ちょっと待ってな〜」
と。
えっ!?///
ちょっと距離感近いよ夜久さん…///
ガチャガチャ
と鍵を開ける
そして、
ドアを開ける____
誰もいない体育館は薄暗く
前、バレーを見に来た日とは違い
とても広く感じる____
夜久さんは、「よっと」と
体育館へ入り
「入口の段差気をつけてな!」
そう言う____
も
『え?』
段差?
時すでに遅し。
つま先が段差に引っかかって
『きゃっ!?』
「あ!おい!」
夜久さんがよろける私の手を引き____
バタンッ
そのまま倒れ込む____