この作品はいかがでしたか?
34
この作品はいかがでしたか?
34
「お前はこの国の全てなんだろう?なら彼女を手に入れることはできるはず。」
「そうかもね。助かった。少し彼女の心の中を探ってみるさ。」
「お前の口から良い結果を聞けることを願っている。」
「君は俺と違って善良な人間だよ。君が国王になったらときに冷酷な判断を下すことを求められることに苦しむことになるのかもね。」
俺はそう返し、彼は手を振って俺を送り出す。俺はもう迷わない。結局のところ、俺は彼女を手に入れることを望む。なら、彼女を手に入れるために俺は全てをしなければいけない。彼女を底なし沼に引きずりこむ覚悟はできている。ジョー・アルヴィアンは保守派や伝統主義派の貴族によると『悪魔の子』だ。俺はそれを否定できない。否定する気もない。そして『悪魔の子』は手に入れるべきものを手に入れるためには何でもする。つまり俺が彼女にすべきことは1つだけだ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!