テラーノベル
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公園から少し離れた繁華街で、綾城さんをタクシーに乗せた。私はそのタクシーが見えなくなった後も移動する気になれず、しばらくその場に立ち尽くして考えた。
私たちは変装をしているし、あの公園で誰かに目撃されていたとしても気付かれた可能性は低いだろう。
綾城さんの必死な顔と、羽田要の切羽詰まった顔が私の頭に浮かんだ。
私は深く深く、この生涯で一番長いであろう深呼吸をした。
落ち着きを取り戻したところで道を戻り、公園へ行った。
けれども再び池の黒さを見るのが怖くて、奥には進めなかった。仕方なく、街灯と人通りが多い入口の傍でスマホを取り出して、『一一〇』に発信した。
コール音が鳴ったのはほんの一瞬で、プツッと切れてしまった。
おかしい。私が慌てて耳元から離してスマホの画面を確認すると、アプリが並ぶトップ画面に戻っていた。*********************
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ruruha
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