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コメント
4件
🗡️(・・ ) シャキッ
ゆうなつもいいし、すちゆうもいいなぁ~!続き楽しみすぎる!
今回も長いです…
暗い。
目を開けても、よく見えない。
古い倉庫みたいな場所だった。
なつは椅子に座らされていた。
手は後ろで縛られている。
ロープが食い込んで痛い。
男たちは少し離れた場所で話している。
「ほんとに来るのか?」
「来るだろ」
笑い声。
「仲間だろ?」
その言葉を聞いて、なつは小さく息を吐く。
(来んなよ…)
心の中でつぶやく。
ゆうの顔が浮かぶ。
昔からそうだ。
あいつは――
自分を後回しにする。
だからこそ。
来てほしくない。
なつは目を閉じる。
すると、思い出す。
数年前。
夜。
ゆうの背中。
あの時。
壊れていくのがわかっていた。
でも。
助けられなかった。
「……は」
小さく笑う。
自分も同じだ。
助けられなかったくせに。
今度は助けられる側。
情けない。
男が近づいてくる。
「起きてるか?」
なつは睨む。
男はニヤニヤしている。
「心配すんな」
「まだ殺さねぇ」
そう言ってしゃがむ。
「でもさ」
男は小さく言う。
「仲間ってさ」
「どこまで助けるんだろうな」
なつは黙る。
男は続ける。
「一人のために、全部壊すか?」
その言葉。
胸の奥に刺さる。
シェアハウス。
みんなの顔。
らん。
すち。
みこと。
こさめ。
いるま。
静かな日常。
それが浮かぶ。
(来んな)
心の中で繰り返す。
(ここで終わらせろ)
もし来たら。
また誰かが壊れる。
男が立ち上がる。
「まあ」
肩をすくめる。
「見ものだな」
足音が遠ざかる。
倉庫はまた静かになる。
なつは天井を見る。
ボロボロの鉄骨。
小さな電球。
揺れている。
その光を見ながら。
ふと思う。
もし。
ゆうが来たら。
きっとまた。
あいつは――
自分を責める。
それが一番嫌だった。
なつは目を閉じる。
小さくつぶやく。
「来んなよ…」
でも。
その頃。
シェアハウスでは。
ゆうが言っていた。
「場所、わかった」
らんが顔を上げる。
「ほんとか?」
ゆうは頷く。
でも。
手が震えている。
過去が頭をよぎる。
助けられなかった夜。
あの後悔。
いるまがゆうを見る。
「怖い?」
ゆうは少し笑う。
「当たり前だろ」
正直な声。
でも。
次の言葉ははっきりしていた。
「でも行く」
そのとき。
こさめが言う。
「俺も行く」
すぐに。
でも、らんが首を振る。
「ダメ」
短い言葉。
「これは過去のケリだ」
ゆうを見る。
「俺とお前で行く」
ゆうの目が揺れる。
いるまがこさめの手を握る。
こさめは少し悔しそうにうつむく。
でも。
いるまが言う。
「信じよう」
静かな声。
「帰ってくる」
その言葉で。
ゆうは深く息を吐く。
そして言う。
「行こう」
らんが笑う。
「やっとだな」
夜の外へ出る二人。
倉庫へ向かう。
過去と向き合うために。
そして――
なつを助けるために。
シェアハウス。
玄関のドアが閉まる音。
ゆうとらんが出ていったあと、家の中は急に静かになった。
リビング。
こさめは立ったまま動けなかった。
拳を握っている。
「……くそ」
小さくつぶやく。
助けに行きたい。
でも止められた。
それが悔しい。
そのとき。
後ろから声。
「こさめ」
いるまだった。
こさめは振り向く。
「俺も行きたかった」
こさめが言う。
「なつ、仲間なのに」
声が震える。
いるまは少し考えてから言う。
「だから行かなかったんだろ」
こさめが目を上げる。
「え?」
いるまはゆっくり近づく。
「もし全員で行ったら」
少し笑う。
「みんな壊れる」
その言葉。
こさめは黙る。
確かに。
あの場に全員いたら。
きっと冷静ではいられない。
いるまが続ける。
「ゆうが行くのは意味がある」
静かな声。
「なつを助けるのは」
「ゆうだから」
こさめの胸が少しだけ落ち着く。
でも。
それでも。
「怖い」
ぽつり。
こさめが言う。
「もし…間に合わなかったら」
その瞬間。
いるまがこさめの手を握った。
ぎゅっ
こさめが驚く。
「……いるま?」
いるまは少し顔を赤くしながら言う。
「信じるしかないだろ」
小さく笑う。
「俺たちは待つ側」
でも。
そのあと、少しだけ強く手を握る。
「でもさ」
こさめを見る。
「帰ってきたら」
「一番最初に迎えるの、俺らだ」
こさめの目が少し潤む。
そして小さく笑う。
「……うん」
その頃。
倉庫の外。
車のライトが消える。
ゆうとらんが降りる。
夜の風。
静かな工場地帯。
らんが言う。
「ここだな」
ゆうの手が震える。
心臓がうるさい。
らんが横を見る。
「逃げるか?」
冗談っぽく言う。
ゆうは首を振る。
「逃げたら」
小さく言う。
「また同じになる」
その言葉を聞いて、らんは少し笑う。
「成長したじゃん」
二人は倉庫へ向かう。
ドアを少し開ける。
中。
薄暗い光。
そして。
椅子に縛られているなつ。
「……なつ!」
ゆうが小さく叫ぶ。
なつが顔を上げる。
目が見開かれる。
「来んなって言っただろ…!」
怒鳴る。
でも。
その瞬間。
奥から声。
「やっと来たか」
男たちが出てくる。
ナイフ。
鉄パイプ。
ゆうの過去が一気によみがえる。
助けられなかった夜。
動けなかった自分。
足が止まりそうになる。
その瞬間。
らんが前に出る。
「下向くな」
短い声。
「今回は違う」
ゆうの肩を軽く叩く。
「お前が助ける番だ」
ゆうは深く息を吸う。
そして。
一歩前に出た。
「……返せ」
男が笑う。
「できるならな」
倉庫の空気が張り詰める。
そして――
心の、戦いが始まる。
倉庫の中。
鉄パイプの音が響く。
ガンッ
らんが男の腕を弾く。
「ほんと、数多いな!」
ゆうは奥を見る。
なつ。
椅子に縛られている。
「……っ」
足が止まりそうになる。
その瞬間。
男が笑う。
「動けねぇのか?」
その声で。
記憶がよみがえる。
\夜。
雨。
昔の路地。
ゆうは走っていた。
その先。
壁にもたれていた少年。
傷だらけ。
息が荒い。
「……すち」
ゆうの声が震える。
すちは弱く笑う。
「来るの…遅い」
冗談っぽく言った。
でも。
足音が近づいていた。
追ってきた奴ら。
ゆうの手が震える。
怖かった。
逃げたい。
でも置いていけない。
そのとき。
すちが言った。
「ゆう」
小さな声。
「逃げろ」
ゆうは首を振る。
「無理だ」
でもすちは笑う。
「俺さ」
少し息を吐く。
「運、悪いだけ」
そして。
ゆうの背中を押した。
「だから」
「お前は逃げろ」
足音が近づく。
ゆうの心が壊れそうになる。
助けたい。
でも。
怖い。
その一瞬の迷い。
その間に――
ゆうは逃げた。
振り返れなかった。
その日から。
ゆうは思っていた。
すちはもう。
いないと。
記憶が終わる。
倉庫。
今。
男がナイフを振る。
ゆうはとっさに避ける。
息が荒い。
「また同じ顔だな」
男が笑う。
「助けられない顔」
その言葉。
胸が痛む。
そのとき。
なつが叫ぶ。
「ゆう!」
ゆうが顔を上げる。
なつの目。
真っ直ぐ。
「今度は逃げんな」
短い言葉。
でも。
ゆうの体が動いた。
男の腕を掴む。
ドンッ
床に押し倒す。
「逃げない」
低い声。
「今度は」
もう一度言う。
「逃げない」
らんが笑う。
「やっとか」
そして。
二人は前に出る。
なつを助けるために。
その頃。
シェアハウス。
ソファで座っていたすちが、急に顔を上げる。
「……?」
胸がざわつく。
みことが聞く。
「どうした?」
すちは首を振る。
「いや」
でも。
小さくつぶやく。
「……ゆう」
なぜか。
昔の夜を思い出していた。
倉庫の中。
鉄の音が響く。
ガンッ
らんが男の鉄パイプを蹴り飛ばす。
「邪魔だ!」
男が倒れる。
ゆうはもう一人の腕を掴んで押さえつけた。
ドンッ
床に押し倒す。
息が荒い。
胸が痛い。
でも、止まらない。
男が苦しそうに笑う。
「変わったな」
「昔は逃げたくせに」
ゆうの目が揺れる。
その言葉。
でも。
ゆうは低く言う。
「だから来た」
男の腕を強く押さえる。
「今度は逃げない」
らんが振り返る。
「ゆう!」
ゆうは頷く。
そして奥へ走る。
なつの前へ。
「なつ!」
ロープをほどこうとする。
なつがゆうを見る。
その目は少し驚いていた。
「……来たのか」
小さな声。
ゆうは手を動かす。
「当たり前だ」
ロープがゆるむ。
そのとき。
男の声。
「終わりだと思うなよ」
ゆうとらんが振り向く。
奥からもう一人出てくる。
ナイフ。
ゆうの体が一瞬固まる。
また。
過去がよぎる。
そのとき。
なつが叫ぶ。
「下がれ!」
ガンッ
らんが男の腕を弾く。
ナイフが落ちる。
「ぼーっとすんな!」
らんが怒鳴る。
ゆうははっとする。
ロープが外れる。
なつの手が自由になる。
ゆうが言う。
「立てるか?」
なつは少しふらつく。
でも。
立つ。
「大丈夫」
そう言ったけど。
その声は少し弱かった。
そのとき。
外からサイレンの音。
ウゥーーー
男たちが舌打ちする。
「ちっ」
「逃げるぞ」
足音が遠ざかる。
倉庫は静かになった。
ゆうの力が抜ける。
「……終わった」
らんが息を吐く。
「ギリギリだな」
なつは壁にもたれた。
目を閉じる。
ゆうが聞く。
「平気か?」
なつは少し笑う。
「助けられた側って」
小さく言う。
「こんな気分なんだな」
ゆうは言葉を失う。
なつは続ける。
「……最悪」
でも。
その目は少し暗かった。
ゆうは気づく。
でも。
何も言えない。
その頃。
シェアハウス。
玄関のドアが開く。
ガチャ
いるまとこさめが立ち上がる。
「……!」
入ってきたのは。
ゆう。
らん。
そして。
なつ。
こさめが走る。
「なつ!」
なつは笑う。
「大げさだな」
でも。
次の瞬間。
なつの足が少しふらついた。
ゆうが支える。
リビングに入る。
みこととすちも来る。
すちが言う。
「無事じゃん」
軽い声。
ゆうはその顔を見て――
固まる。
胸が強く鳴る。
すち。
あの日。
助けられなかったはずの人。
ゆうの声が震える。
「……なんで」
すちが首をかしげる。
「ん?」
ゆうの目が揺れる。
「なんで」
「生きてるんだ」
リビングが静かになる。
すちの目が少しだけ開く。
そして。
ゆっくり言った。
「……気づくの遅」
ゆうの時間が止まる。
これさ、まえにいるこさいうたけど、
25わいこうすこしずれてんよ…
しぇあはうすないのできごとだから、こわれていただから
あらすじをみてればわかるとおもうけど、
「それぞれ」だから
いいっしょ!!
多分…!
てか、これで約4400文字って…
むりすぎる…ッ
はは…
てかさ、かんけいないんけど
閲覧いっても、時間たってからだし…
とある師匠様は、すうじつですうせんとかいってるらしし…((ひととくらべんなや。ほんと