ひくっと息をのむ音が聞こえた。
そちらを向けば、青白い顔をした少女が見える。確か小原とかいう名前だったはずだ。
「へえ……こんな若い子も乗ってるんですね。君も誰かを殺したの?」
電車屋は意外なほどの素早さで、あっという間に少女の傍らに立った。
少女は華奢で白い夏用のセーラー服を着ていた。これまで特に汚れたりしていなかったのだろう。ケイの家で手に入れた服を着ているのではなさそうだ。
老人達が居なくなってからは三井さんが彼女の傍に座っている。少女は終始うつむいたままで、俺の記憶には彼女の声が無いくらいには無口だった。
そんな彼女の前に立った電車屋は、口元を奇妙に歪めるような笑みを浮かべて
「ねえ、教えてよ。どんなことをしたの?」
と尋ねた。
「ちょっと! やめて下さい。悪趣味ですよ」
三井さんが、少女をかばうように二人の間に身体をねじ込んだ。それに対し電***************************
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