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前を向いたら、きっと何か見えると思ってた
光か、信じるもの、人、導く線
でも、実際は何も無かった
前を向いたって道も、光も無くて一瞬で闇に飲み込まれた
どう歩けばいいか分からない。
自分がまっすぐ歩けてるかすら分からない
立ち止まっても、風も声も音も降ってこない
また歩いても足音すら聞こえない
ただ思うがまま進んだ
瞼を閉じても開いても闇
変わらぬ景色
フラフラ寄りかかったのは誰だか知らない
久しく感じなかった体温に惹かれた
光が差し込んだ
気がしたんだ
いつの間にかその体温も、解けていって。
瞼を開けたらまた闇が広がった
瞼を開く感覚も無くなるほどの闇にまた飲み込まれてさまよった
もう一度、寄り添ってくれる誰かを探した