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「Ciao Ciao!
ねぇ 俺と同じグループになってよ」
『え?』
彼、フェリシアーノ・ヴァルガスが
声をかけたのは本田菊、私だった。
これはアイドル枢軸ができるまでのお話
私 本田菊は幼い頃世話してくれていた
いわゆる兄が、アイドルであった。
「今日も遅くなるかもしれねぇある
ごめんある、いつも1人にして」
『いえ、いいんですよ 行ってらっしゃい』
兄 王耀 はそこそこ売れていた。
中国人の血が入っているから珍しいのか、
それとも 彼にただ単に魅了されたのか
彼は引っ張りだこだった
パク
『ご馳走様でした』
何時からだろうか …
ひとりでいるようになったのは
私はこうしてアイドルという仕事に
嫉妬と興味を持ち始めたのであった
「菊」
『なんでしょう』
「テレビに出てみねぇあるか?」
『それは…何故』
「誘われたある 我は菊の選択を重視するある
1度、考えてみるよろし」
『はい』
ある日兄に誘われた
先程感じていた嫉妬よりも強く
“兄を魅了するアイドルという仕事を
自分自身で感じてみたい” そう思った。
『耀さん、私』
「?どうしたあるか」
『…テレビ、出てみたいです』
「本当あるか!!嬉しいある 嬉しいある
菊と出るのが夢だったあるよ!」
彼にそんな夢があるなど知らなかった
でも、こんな姿が見れて私も嬉しかった
ーー この選択をして よかった
彼の所属する会社 Earth は
中国人の血を受け継いでいる兄のように
色んな国の方がいる。
だからEarth(地球)なのだ
まずあったのは会社の社長
『初めまして、』
「おう!耀の弟なんだってな
俺はヴァルガス よろしくな」
『ヴァルガス さん、よろしくお願いします』
この時 私の年齢は20歳、耀さんは25歳だ
20歳である私はアイドルになりやすい時期
そんなタイミングで誘われた
「次は…」
『耀さんのグループの方、知りたいです』
「わかたあるよ でもあまり会わせたくないある
そんないいヤツらじゃねぇあるよ 」
『?』
「まぁいいある 今日は…アヘンと髭が
ここにいるはずあるよ」
『アヘン?髭?』
「あだ名みたいなものある
菊もそう呼んでいいあるよ」
『えっと…失礼になりそうなので、』
「ほんと菊はいい子あるね 着いたあるよ」
union それが彼の所属するグループだ
「菊 ちょっとまつよろし」
『え?わ、わかりました』
楽屋であろう部屋から少しドタバタと
音が聞こえ兄がヒョコっと顔を出した
「入ってきていいあるよ」
『失礼します』
「Bonjour」
「Ah…,Hello?」
『フランス語と、英語…? 』
「詳しくいえばクイーンイングリッシュな」
『日本語喋れるじゃないですか!』
「それにしても菊ちゃん
話に聞いてた通り可愛いね」
話に、聞いてた…??
誰から
「あぅ、…」
こんなにもわかりやすいものは無い
私の事を教えたのは兄であるとすぐわかった
『えっと…テレビにはお2人も?』
「うん でるよ! 菊ちゃんお兄さんの
隣に座らない??」
「おい 抜け駆けすんなよ!」
『お兄さん…?、』
「あ、そっか自己紹介してなかったね
フランシス・ボヌフォワ フランス人だよ
アニメとかが好きで日本に来たんだ
フランシスって呼んで」
「俺はアーサー・カークランド
イギリスのイングランド 出身だ
好きなことは料理だ」
『料理…、』
「やめておくよろし 彼奴の飯は
暗黒物質あるよ」
酷い言われようだ まぁ兄のつくる料理は
美味しいし、彼の舌は信頼できる
少し注意しておくことにしよう…
それにしても
『アニメ、好きなんですか?』
「うん!菊ちゃんも?」
『はい』
「それならL1NE 交換しない?
アニメの話語りたいし」
『いいですよ』
「はぁ…全く世話のかかるヤツあるね
アヘン 交換したいのなら早く声かけるよろし」
「べッ別にそんな訳じゃ、…」
「我が菊と連絡取るのを許すのは
今だけあるよ わかってるあるな?」
「ヒェッ お、おう…。 」
『…あの!カークランドさんも良ければ』
「アーサー」
『?』
「アーサーでいい」
『では、アーサーさん
L1NE 繋げてくれませんか?』
「あぁ」
この時 私は知り合いができた
これから友達へとなれるのかは私次第、
仲良くなれればと、私は思う
「菊」
『耀さん どうかなされましたか?』
「あー、ダメあるね 菊がここにいると
我慢が出来なくなるある、… 」
『?』
「お前は自身が思うよりずっと可愛いことを
自覚するよろし 」
『か、かわッ
私は列記とした日本男児です!!』
「えッ 男だったのか?!」
「お兄さんは分かってたよ」
『声の低さでわかるでしょう?!
そもそも私に可愛さなんてありませんよ』
「…自覚ないのかよ」
「そうある、、
まぁ今回のテレビで思い知るあるよ」
そんなこんなでテレビへ出る時間となった
テレビに映る、という感覚はほとんどなく
先程の部屋で話していたような感じであった
この出来事が私を芸能界へと導いた