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「 ねぇ 、 花言葉 って 知って

る ? 」













「 真楓 〜 、 朝よ 〜 ! 」


ちゅん ヾ 喚く 鳥の声 。

起きろと 太陽 が カーテンの 隙間から 光

を 指す 。

そして 一階にいる 母 と 兄 の 声 。

私 の 名前 は 真楓 。

重たい体を 起こし 、 身支度をする 。

机の上には 昨日 やった 課題と お気に入り の

漫画 。 それを見て 、 特に何も 思わず 

鞄の中に 入れる 。

今日は 始業式 。 私 は 高校 2年生 で 夏休み

が 終わった ので また 学校 に 行く 、

そんな 普通の日々 。

下に降りる と 、 大学生 の 兄がいた 。

いつも は 昼まで 起きてこないのに と 不思議

がっているが 、 時刻 は 7時 50分 。 そろ ヾ

出ないと 間に合わない 、


兄 「  御前 遅刻すんなよ 〜 ?? 」


私 「 煩 い 。 話しかけないで 」


母 「 まぁ ヾ 、 真楓 も そんなこと 言わな

   いの 。 雷輝 も 心配してるのよ 」


私 「 別に 心配してなんて 頼んでない 」


私 は 兄のこと が 嫌いだ 。

いつも からかって きて 、 鬱陶しい 。

さっさと 支度をし 、 出ていこうとする 。


兄 「 弁当 〜 。 いらねーの ? 」


私 「 あ 。 忘れてた 。 」


たまに 気が利く 所は いいんだよな 、

と そんなことを 思いながら 弁当 を 渡され

有難う と 言う暇もなく 家を後にした 。





_ 学校にて


私 「 セーフ !! 」


友 「 あ 、 真楓 おはよ 〜 」


ぎり ヾ に 着いた 私に向けて 挨拶をしてきた

のは 友達の 悠香 。

友達 は 一人っ子で 、 すごく優しい 。

私の親友だ 。

机に 鞄を置き 椅子に座り 、 皆が がや ヾ と

話している 。

鞄 の 中から 課題と 教科書 、 漫画を 出した後

鞄 の 机の横にある フックに 掛ける 。


私 「 てかさ 〜 今日 朝から 兄 いて

   最悪 だったんだけど 、 」


友 「 でも やっぱ 兄弟 が 居るっていーよね

   私 一人っ子だし 〜 ? 」


私 「 兄弟が 居ても 何も得しないよ 」


私 は 朝の出来事 を 話し 、 親友が 兄弟

の 話をしだしたので 、 私は思わず

そんなことを 言った 。

そう 、 兄弟がいても 何も起きないし 、

ただ 鬱陶しい だけ 。

その他 に 好きな 漫画など の 話を言い合い

チャイム が 鳴った 。







_ 昼


私 「 はー 、 やっと お昼だ 〜 」


友 「 そーだね 〜 、 弁当 持ってきた 〜

? 」


私 「 うん 〜 、、、 って 、 何これ 」


昼ご飯 を 食べようとし 、 弁当 の 蓋を

開けると 、、、

そこには 不器用 な 形をした 卵焼き 。

焦げた ウインナー 、

などが入っており 、 いつも 作ってくれてる

母の 弁当 の 中身ぢゃないことに気がついた 。

じゃあ 誰が作ってくれたのか 。

たった一人しかいない 、 兄が作ったのだろう

と 私は思い 、 弁当の 蓋を閉めて 立ち上がっ

た 。


友 「 どーしたの ?? 」


私 「 御免 、 購買 行ってくるね 」


友 「 え 、 弁当 あるのに ?? 」


私 「 うん 、 今は そんなにお腹 減ってない

から 、 パンでいっかな って 」


嘘だ 。 私 は 兄が作った 弁当 を 親友 に

見せたくなかったからだ 。

あんな 弁当 人 の 目の前で 食べれないよ 。

私 は パンを 買って 、 その日は トイレに駆け

込み 1人で ご飯を食べた 。

弁当 は 口にせず 、 鞄の中に しまっといた 。






_ その日 の 夜


兄 「 ただいま 〜 」


私 「 おかえり 、、、 」

 

兄 「 あれ 、 元気ねぇーぢゃん 。

   なんか あったか ?? 」


あんた の せいで 。

今日 弁当 を 食べれなくて 、 パンだけで

済ませて 帰ってきたあと 夜ご飯 を 食べて

親友 に あんた が 作った 弁当 を 見られた

かも しれない 。


私 「 、、、 今日の弁当 」


兄 「 ん ? あー 、 今日の弁当

   俺が 作ったんだよ 、

   見た目 は 不器用 だけどよ 

   味は ちゃんと 母さん の 味 に してた

   つもり だったんだけどな 、 」


ほらやっぱり 、 あんたが作ったんぢゃん 。

そんな 弁当 要らない 。 購買 の 方が

マシだし 。

そうやって いつも ヾ 私に関わってきて 、、、


私 「 あんたなんか 嫌い 。 別に

   弁当 は お母さん ので 十分 !!

   作る必要 なんか ない !! 」


と 、 私は 怒りながら リビング を 後にした 。



兄 「 、、、 」

ネリネ の 花 。

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