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今日はなんだか早くに目覚めることが出来た。
よく眠れたというわけでもなく、
なんなら眠れなかった。
ハウスを作った時に思ったけど中の家具は
ほとんどが木材のみで作られてる。
当然、ベッドはフワフワじゃなくて、
どっちかというと硬くて寝心地は最悪。
まず、この世界って綿とかってあるのかな..。
今日は材料探しかな。
まずこの家暗すぎるし。
明かりも欲しい。
材料っていったらやっぱり洞窟とかかな…。
そんなことを考えていると
「今日は何するんですか?」
と言いながら2階の部屋からノルエくんが
出てきた。
「うーん…洞窟行ってみようかなって思って」
そう私が言うと、なぜか驚いた顔をしている。
私なんか変なこと言ったかな?
まぁいっか。
確かここら辺に洞窟があったはず..。
そう思いながらキョロキョロと
周りを見渡していると、
岩の穴のような場所が目に入った。
見つけた!!
そう思いながらずんずんと奥に進んでいくと、
後ろから腕を引っ張られる。
「そんな軽装で行く気ですか?」
「魔物に襲われたりでもしたらどうするんですか?」
少し怒っているような雰囲気を
醸し出しながら、ノルエくんはそう言った。
確かに少し軽装で来すぎたのかもしれない。
けど…
「魔物なんていないと思うから大丈夫でしょ!」
そう言って私はノルエくんが掴んでいる腕を
振り払って洞窟の奥へ進んだ。