『好きが溢れて止まらない』
でいちぐ‼️
Tg視点
レッスンが終わった夜。
疲れ切った俺がソファに座った瞬間──
「ちぐちゃん、お疲れ様です。……こっち来てもらっていいですか?」
後ろから大きな腕が伸びてきて、
おさでいが当然みたいに俺の腰を引き寄せた。
「え、ちょ、でい!? 近いよぉ!」
「今日は……ちぐちゃん不足なんで」
ぽす、と頭を肩に乗せてくる192cm。
「こ、こらぁっ……後輩のくせに……」
「後輩でも、ちぐちゃんが好きなのは止められませんよ?」
耳元でそんな低い声出すの、反則だよ……!
でいの手が俺の指先を包む。
重ねられた手が大きすぎて、俺の手ほんとに消えちゃいそう。
「今日、頑張りすぎですよね。
俺の前では甘えてくれたらいいのに」
「甘え……? でいに?」
「ええ。俺のところにだけ」
どくん。
胸が跳ねた。
「他の人の前で、そんな可愛い顔しないでください。
……俺、嫉妬しちゃうんで」
「で、でい……っ」
腕を引かれ、気づけば膝の上に座らされてた。
「ちょ!? 無理無理無理っ!!お膝はダメぇ!!」
「ダメじゃないですよ。俺が“ちぐちゃんがいい”って言ってるんですから」
ぎゅっと抱きしめられる。
背中に落ちる大きな手が、優しいのに逃げられない。
「……好きです。
ちぐちゃんの全部、愛したくなるくらい」
「そ、そんなこと急に言わないでよぉ……っ」
でいはふっと笑って、俺の額に自分の額をそっとくっつける。
「ちぐちゃんが照れるの……可愛すぎて。
気づいたら、愛し足りなくなっちゃうんですよ」
「……もう、しらない……」
ほんとは嬉しいくせに。
「じゃあ……もっと愛してもいいですか?」
「……うん。でいなら……いいよ……」
その瞬間、でいの腕がまた少しだけ強くなった。
まるで、
「逃がす気なんてありませんよ」
って言ってるみたいに。
リクエストありがとうございました‼️
ほかにもリクエストあったらコメント💬お願いしますm(_ _)m
コメント
9件
あ、可愛い💕 ここ身長差可愛すぎるんだよなぁ〜
最高でした!!🫶🏻️︎💕
もし他にリクエストがなければ、でいちぐでバカップル?見たいです!