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#雪男BL
透子
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1,223
yuka🌃🪽💎
236
顔合わせから三日。
辰哉は普段通り仕事をしていた。
「深澤さん」
💜「はい?」
同僚に呼ばれて振り返る。
仕事の話を終え、自席へ戻るとスマホが震えた。
照
💜「……」
まだ慣れない名前。
少しだけ深呼吸をして電話に出る。
💜「もしもし」
💛『仕事中だった?』
💜「ちょうど終わったところ」
💛『ならよかった』
照の落ち着いた声を聞くと、不思議と少し安心する。
💛『急なんだけど』
💛『今日、夜ご飯でも行かない?』
💜「え?」
💛『近くまで来る用事があって』
💛『一人で食べるのもなって思って』
辰哉は固まる。
兄からは聞いていない。
こんな約束。
💜「……少し待って」
電話を耳から離し、慌てて兄へメッセージを送る。
『今日ご飯誘われたんだけど!?』
数秒後。
『そんな予定ない』
『でも断る方が不自然かも』
💜「……」
辰哉は小さくため息をつく。
💜「大丈夫」
💛『ほんと?』
💜「うん」
💛『じゃあ仕事終わったら迎え行く』
💜「え、迎え?」
💛『近いし』
💜「……分かった」
電話が切れた。
辰哉は机に突っ伏す。
💜「無理だって……」
────────
夜。
会社の前。
一台の車が止まる。
窓が開き、照が軽く手を挙げた。
💛「お疲れ」
💜「お、お疲れ様」
助手席へ乗り込む。
車内には静かな音楽が流れていた。
💛「仕事大変だった?」
💜「今日は普通かな」
💛「そっか」
沈黙。
気まずいわけではない。
でも辰哉は何を話せばいいのか分からない。
そんな空気を察したのか、照が笑う。
💛「無理に喋らなくていいよ」
💜「え?」
💛「疲れてる日は静かな方が楽だろ」
辰哉は少し驚いた。
そんなことまで考えてくれるんだ。
💜「……ありがとう」
💛「うん」
それだけで会話は終わる。
なのに、不思議と居心地は悪くなかった。
────────
二人が入ったのは、小さな洋食屋だった。
💛「ここ好きなんだ」
💜「初めて来た」
💛「ハンバーグがおすすめ」
メニューを見ながら照が言う。
💛「あとデザート」
💜「デザート?」
💛「ここのプリン美味しい」
辰哉は思わず笑った。
💜「甘いもの好きなんだね」
💛「かなり」
少し照れくさそうに笑う照を見て、辰哉もつられて笑う。
写真で見た笑顔より、ずっと自然だった。
────────
食事を終え、店を出る。
💛「送るよ」
💜「ありがとう」
歩きながら照がぽつりと話し始めた。
💛「最近、少し雰囲気変わったよね」
辰哉の心臓が跳ねる。
💜「……そう?」
💛「うん」
💛「前より柔らかくなった気がする」
💜「……」
💛「俺は今の方が好きだけど」
さらっと言って照は前を向く。
辰哉だけが立ち止まりそうになる。
(危ない……)
(そういうこと、普通に言うんだ)
罪悪感は消えない。
でも。
“怖い人じゃない”
その確信だけは、少しずつ大きくなっていった。
コメント
6件

えぇーどうなるんだろう😱 好きになっちゃうよね🙂↕️ 辰哉と結ばれて欲しいけど 兄の気持ちもね やーどうなんだろう
まって結ばれなさそうな展開来た😭😭
あぁぁぁ、、、 好きになりますやんこんなの‼️ 続きめっちゃ気になる😭😭