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ΩヤンキーくんとドSなα 4話
救世主登場?でもそいつは昨日の転校生で…
〜あらすじ〜
手紙で呼ばれた屋上に行くと昔かつての親友が居た。どうしてこいつが居るんだと頭が真っ白になって…それをいい事に過去の親友はΩのヤンキーくんを襲う。もう無理だと思ったその時「もうやめろよ」ということが聞こえて……
〜本編〜
「もうやめろよ!」
その声は、聞いた事がないし、話したことも無い声だった。だけど、不思議と安心できた。
意識が朦朧(もうろう)としていく中俺は、庇ってくれた声の持ち主の男が俺のかつての親友と言い争いをしている声が耳に入った。
彼がきっと俺を助けてくれる、そう思った為か、いつの間にか意識を失っていた。
気がつくとそこは保健室で俺はベッドに横たわっていた。あの声の持ち主は、一体誰だったのか。検討もつかないが、優しい性格なんだろうってことはわかる。話しかけられた瞬間体がふわふわしたし、話したことも無い他人なのに不思議と安心できたからだ。ここまでの能力をもつ声って最強だなって思った。もう一度会ってお礼が言いたい。そう思った。窓の外を見ると夕日こんにちは!と言わんばかりに顔を出して、空全体がオレンジ色にキラキラと輝いていた。
「大丈夫か?気を失っていたが…」
ボーッと窓の外を眺めていると、急に声を掛けられた。
その声は、不思議と安心でき体全体がその声に載せられふわふわして、どうすることも出来なくなるような、そんな優しい声だった。さっきの人の声だ!お礼を言わなきゃ!と思った俺は
今あるめいいっぱいの力で振り向くと、その顔は身に覚えのある、昨日の人気転校生の顔だった。俺はそいつが大嫌いだった為一瞬躊躇った(ためらった)が、命の恩人のような人だった為、お礼を言わないのは違うと思い、少しムスッとした声で
「ありがと…」
と言った。そうするとその転校生はイケメンが台無しになる程に口角を上げてニヤニヤし始め、
「へー(笑)言葉喋れるんじゃん(笑)昨日までの舌打ちが返事だった君はどこに行ったのかな?」
と煽り口調で返してきた。一瞬でも心を許してお礼を言った俺が馬鹿だったと、その時初めて後悔した。だから、一生喋んないでいてやる!と思った。
さっきの優しい声とは裏腹な、腹黒な声の転校生は急に真面目な顔になり
「お前って、Ωなんだろ?」
と言ってきた。さっきまでどす黒そうな顔をしていたのに急に真面目な顔になった転校生を見て、俺は何だかおかしく思った。だからクスっと笑った。するとそいつは意味もわからず手をぎゅっと握ってきて、誰にも言わないから誤魔化さずに教えて欲しい。と言ってきた。何故かその声も不思議と安心できて、何故か信用も出来たため、小さな声で「うん…」と言った。
転校生はそっかそっか…と納得したと思うと、
急に顔色を変えカメラを向けてきた。
この時俺は、急にカメラを向けてきたこいつに異常を感じた。
続く
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小説で書いているため、日本語が下手かもしれません😅
すみません。次回はHなシーン含まれますので、お楽しみに!🎈
続きは100↑から
♡とコメント待ってます。🌹
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