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おたいけがボロボロになってるのが見たい…((
こんな野郎に付き合ってください
堕異夜side
無我夢中に飛び出した俺は、後悔することを分かっていても…、行くと決めたら……
堕異夜「絶対帰るから コード」
コード「はっ………?」
奈々「コード?」
コード「……い、いや…今堕異夜がこっち向いてなんか喋った気がする…」
奈々「え、そうなの…?私聞こえなかったなあ……もう年かなあ…((」
コード「………マジで、行くなよ……バカやろ…(ボソッ)」
生き抜くと決めたからには
”生き抜かせる”と決めたからには___
堕異夜「…辛いのも二人で半分。いつもそうやって苦楽を共にしたでしょ」
汰異怪「何で来たんだよっ………」
堕異夜「………汰異怪がいつも勝手するんだから、俺もたまには勝手させて」
汰異怪「………勝てっこないのに、…」
堕異夜「じゃあ何で勝てっこない相手と戦ってる?お母さんの姿だから?違うでしょ」
汰異怪「………………」
堕異夜「湯啼を救いたいからでしょ、俺だってアホじゃないんだもんさ」
汰異怪「………10撃は入れた」
堕異夜「はや……俺いないほうが良かったかな(((」
汰異怪「びくともしない。」
堕異夜「そういう汰異怪もびくともしてない。その怪我嘘ですか」
汰異怪「嘘じゃないです。痛いです。(((」
堕異夜「汰異怪が……痛い!?!?((」
汰異怪「そう!!痛いなんて久しぶりの感覚!!((」
エルン「……何言ってるかは聞こえないんだけど、壮絶な会話が繰り広げられている気がする。((」
奈々「わかーるわかーる…………((」
ラヴ「聞かなーい聞かなーい…………((」
汰異怪「…………想定だけど俺の本気で50発は入れたほうがいいよ」
堕異夜「……汰異怪の本気で…?」
汰異怪「…うん あと40発だね 堕異夜だと………(・ัω・ั)」
堕異夜「頭使わなくていいから(( 多いのは分かるし………タイヘンダァ」
汰異怪「……頑張ろうね」
堕異夜「…………うん」
目を湯啼に向ける。
待っててくれたのか(?)
死ぬ気でいくか 汰異怪をカバーするか
……いや、どちらも取るのが正解だろ
**ルールは破るためにある………**んだよね
汰異怪「……いけ、そこ」
汰異怪に指示されてとりあえず行く。
いつもより言葉が強く感じた。きっと”理由は聞くな”というサインだと俺にはきっと…多分分かる(?)
堕異夜「………あっ」
汰異怪「動くな、そこを動くな!!!」
堕異夜「………」
華麗に避ける汰異怪を見た
だけれど…その顔は決して余裕そうないつもの顔ではなかった
堕異夜「………いつ出ればいいんだって」
俺と汰異怪どちらも狙う湯啼の顔は余裕そうで、次々と攻撃を仕掛けてくる。
汰異怪「………背を向けたら」
堕異夜「…分かった、宜しく」
汰異怪はそう、怪我を痛みながらぶったり蹴ったり。
大胆なように見えるが、こうするしか手段はない
_すると
孥依守「………ごめん 来たくて。」
汰異怪「……は」
堕異夜「…孥依…あぶなっ…孥依守……!?」
孥依守「……愛はすべてを救うんだぞ」
そう言って孥依守が指さしたのは、愛硫。
愛硫「アギャァァ……」
堕異夜「は、本気?」
汰異怪「本当におのえ?」
孥依守「……こうでもしねぇと勝てねぇだろ」
汰異怪「…いやまぁ……。」
孥依守「………目の保護がいれば傷なんて癒えるし」
汰異怪「えーずるい!!俺今いない!!」
孥依守「お前は自慢の怪力でゴリ押しできるだろうが」
愛硫「これ本当にいて大丈夫……?」
孥依守「大丈夫、必ず守るから」
堕異夜「…まぁ、それなら守っておかないと」
孥依守の力、”物理的能力軽減”。
ゼロにすることは不可能ではないが難しいものの、力や速度、空間などに関連するものを軽減すること。
まだできたばかりの能力であるので、まだわからないことは多いがそれなりに強いことは分かっている((
汰異怪「…………」
堕異夜「あ…ちょっと待って!」
傷だらけの汰異怪の腕を掴む。
……こんなんで、誰が戦いに出せるかよ
堕異夜「……俺が治すから、じっとしてて」
汰異怪「え、でも………」
孥依守「俺が抑えとく お前がいなきゃ始まらねぇからな」
汰異怪を座らせて治療に専念する。
目を瞑って、ひたすらに考えて
………駄目だ
治りきらない。
治らないことはないけど…俺の力が消耗する
堕異夜「……これで我慢できる?」
そう言いながら絆創膏を取り出す。
…汰異怪にこんなのつけるとか俺クソだな……((
汰異怪「…動けるなら何でもいい」
絆創膏は白くて貼っても見えづらいやつ。めっちゃくっつくけど剥がすときに痛いんだよな……((
まぁ汰異怪はそんなの感じないだろうと、友達に貰ったときからいつかのために取っておいたのが正解だった。
姉さんの”あれ”で絆創膏経験はある。
ゆっくりと、正確に貼る_←あのおたいけに貼るんだから緊張してる
汰異怪「……これなんだっけ、絆創膏?」
堕異夜「そう。剥がれにくいやつだから自由に動けるよ」
汰異怪「ありがとう!俺も行かなきゃ」
遠くから見ると普通に見える。良かった良かった。((
相当傷、深かったな……一般人だったら菌が入ったりするよなあれ…。
大丈夫だろうか、いや汰異怪だしきっと大丈夫…そう思いながら汰異怪達の方へ向かう。
孥依守side
………この力有効だな…
拳が当たっても俺はびくともしない…
これは愛硫を守る必須なものだな…(?)
汰異怪「お〜い!」
もう治ったのか、はや……いや、あれは絆創膏か…
ま…あんな傷治るわけねぇよな…。
孥依守「……痛くねぇのか」
汰異怪「痛いっちゃ痛い……かな」
孥依守「…そ、早く来いよ」
汰異怪「…うん、ちょっと待って__」
………ん…?
湯啼が……
……!
孥依守「馬鹿……!!!」
汰異怪「………」
あれは……広範囲に…当たらなくても…そこへ…?
だとしたら……
be continued