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【美月ゆめか🌸 の選択】
雇うなら、女僧侶がいいだろう。洞窟では何ものかと戦うことになる。そのものが「魔」の存在であるなら、神聖な力の使い手たる僧侶は最適だ。
もし、そうでなかったとしても、僧侶の回復魔法は、生存率を高めてくれるだろう。そして何よりも、信仰心厚い僧侶なら、道中不安にさいなまれる娘の支えになってくれるだろう――。そうした父の願いも込めて、村長は神殿へと向かった。そこで事情を話したところ、一人の女僧侶を紹介された。
「話は聞きました。そういうことなら力をお貸しいたしましょう。私は神のお力をお借りした神聖魔法を使えますゆえ、実体のないゴーストなどのモンスターなら退けてごらんにいれましょう。そうでないものであっても、武術の心得をございます。女性ゆえ扱えるのは小ぶりのメイスになりますが、並みの戦士にも引けを取らないつもりです。また、回復魔法も使えますから、相手が即死攻撃でもしてこない限りなんとかなるでしょう」
女僧侶の説明に安心し、村長は彼女の力を借りることにした。こうして、村長の娘と女僧侶は、準備を整えると「魔の洞窟」と呼ばれる場所へと向かうことになった。
長い道のりを越えて、ようやく「魔の洞窟」へとたどり着いた。道中は特に危険な目にあうこともなかった。この国は治安もよく、危険な魔物もほとんどいない。それだけに、このような儀式があったことに驚かされる。
洞窟の入口は自然に出来たもののようだったが、中は人工的に作られたものだった。おそらく天然の洞窟をもとにダンジョンを作ったのだろう。地下に続く階段が整備されていた。その階段を下りていくと、そこは丸いホールになっていた。そして左手に扉があるのがうっすら見える。地上からの光が届くのはここまでのようだ。女僧侶はたいまつに火をつけた。
他に行く場所もないので、左手の扉に手をかけ、力を込めるとゆっくりと扉が開いた。そこは四角い部屋になっていて、正面に奥へと続く通路が、右手には扉がある。
もらった地図によると、ここはまっすぐ正面の通路に進め、とあるが、もしかしたらこのダンジョンの中に、何か「イケニエを求めている者」の正体や、弱点につながるような手がかりがあるかもしれない。と同時に、もしそうなら、罠や敵など、危険が待っているだろう。戦力を温存し、奥で待つ「イケニエを求めている者」と戦うという手もある。そこであなたは――。
5.まっすぐ奥の通路に進む。
6.右手の扉を調べてみる。
コメント
3件
第13話、読ませてもらいました〜! 村長が娘を思って女僧侶を選んだところ、ホントにいいお父さんだなってじんわりしました。僧侶のキャラ説明も具体的で、「即死攻撃以外ならなんとかなる」って自信がかっこいい…! 洞窟に入ってからの描写も雰囲気あって、選択肢が出てきたところで続きが気になりすぎます。右の扉に何か手がかりがありそうな気もするけど…どっちを選ぶか、めっちゃ迷いますね📖
Lou.
16
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しめさば
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