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いつもとなんか違う高橋さん。
話があるとの事。阿部ちゃんと翔太も、連絡受けて駆けつけた。
美柚「どしたの?」
高橋「実は…昨日、出ていった嫁から連があって…」
美柚「えっ?」
高橋「……離婚して、娘を引き取って欲しいって。」
阿部「え?どういうこと?」
高橋「松下から聞いた話では、実は、出ていく頃、嫁は浮気していたらしく、男の家に転がり込んだらしい。」
美柚「は?」
翔太「えっ…」
高橋「最初は上手くいってたみたいで。離婚届書いて欲しいと何度か手紙送ってたらしい。けど、俺入院してて…で、中々離婚成立しないのもあってか、喧嘩が増え、挙句には手を挙げられるようになったらしくて。嫁が、娘が危ないからって。でも、俺、嫁も助けたい…」
翔太「それは、奥さんが勝手すぎるだろ。」
美柚「翔太…」
涼太「娘さんが可哀想だね」
美柚「浮気した人って。またすると思うよ?」
高橋「そうだよな…」
阿部「高橋さん。つぎ、奥さんから連絡があったら、ここに連絡して、娘さん連れて逃げるようにいってください。」
阿部ちゃんはそう言って、名刺を出す。
そこには、Dv被害者保護団体の名前、連絡先があった。
高橋「えっ?」
阿部「うちの社員にもいてね…だから、高橋さんがしてあげるのは、まず。これです。今娘さんを引き取っても、安全とは言えないし、お母さんのこと気になるだろうから…」
高橋「……そうですよね」
阿部「しばらくは、そこでお世話になってからですね。色々考えてくださるので、任せましょう。僕からも、一言話しておきますから。」
高橋「ありがとうございます…すみません。こんな私情を…」
美柚「いいの!仲間だもん!良かったね、高橋さん!」
高橋「ほんと。ありがとうございます…」
翔太「これから忙しくなるから、頑張って下さいよ?」
美柚「ほんと。寝る間もないかも…(笑)」
翔太「いや、ちゃんと寝て?2人とも。」
美柚、高橋「はい!」
涼太「美柚ちゃん、明日病院だからね?」
美柚「あ、忘れてた(笑)」
高橋「俺もだ…11時だったよな」
美柚「え?私もそれくらいだったよ!」
涼太「んじゃ、一緒に行きますか!」
高橋「え?」
翔太「迎えくるよ、行き先同じだし、ちょうどそっち行くつもりだったから。」
高橋「じゃあ、お言葉に甘えて…」
阿部「はい。じゃあ、話はおしまいだね!さっき、翔太もいってたけど、かなり注文殺到してるから、大変だけど、ちゃんと体やすめながらも、納品は期日厳守で、頑張りましょ!」
全員「はい!」
涼太「夕飯つくるけど、阿部はー?」
阿部「え?いいの?たべるー!♡舘さんのご飯だ٩(๑>∀<๑)۶」
涼太「翔太ー、手伝ってー」
翔太「んー?はいよー」
涼太「これ、お願い!」
翔太「あ、これね、了解。」
阿部「うわぁぁぁ。久しぶりのゆり組…最高かよ( ´ཫ` )」
高橋「え?…大丈夫なの?」
美柚「ん?…あぁあれね(笑)ほっといて大丈夫だよ(笑)」
高橋「そうなの?」
美柚「うん、3人とも子供の時からの付き合いだからね。涼ちゃんと翔太なんて、生まれた病院一緒だからね(笑)それからずっと一緒(笑)」
高橋「すごいね…」
美柚「でしょ?」
5人で夕飯を食べ、涼ちゃんは仕事に。
阿部ちゃんは帰るついでに、高橋さんを送っていった。
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