テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
渡|ここ覚えてる??
宮|昔、両方の家族とよく遊びに来てた公園でしょ?ここに何があるの?
昼間から遊んで、向井くんと別れたのは18時過ぎくらい。そこから少し歩いたからもう時間的には19時になっている。
そして翔太に連れてこられたのは昔からよく行っていた公園。確かに遊具もたくさんあってお花もたくさん咲いていて綺麗だけど…夜に来る場所じゃないでしょ。
渡|これよりもうちょっと奥!
宮|え、は?なんでそんな所…草生えてて危ないよ!
渡|大丈夫!
翔太はどんどん奥に進んでいく。オレは少し不安。
俺が3歳だったかな。このくらい暗くて見たことない場所で迷子になったから、ずっとトラウマ。
いくら翔太がいても怖い。
宮|翔太…!俺やだよ…!戻ろう!
渡|え?……あーそうか。涼太こういう所嫌いだったね。
宮|覚えてるなら戻ろうよ!怖い!!
渡|…大丈夫、俺がいるよ。手、つなご?ニコッ
宮|!
あの時と一緒。迷子になったときは必ず翔太が一番に見つけてくれる。見つけたあと、俺を落ち着かせるためにかけてくれる言葉…
『だいじょーぶ!俺いるよ!ほら、手つなご?』
宮|……なんで…変わんないんだろうね……笑
渡|??
宮|……繋ぐ。離したら、呪ってやる笑
渡|ははっ!…涼太の呪いはごめんだなぁ笑
渡|涼太!
宮|んー?……え、なにここ…
渡|俺が中3の時に見つけた。
宮|…
そこは、公園全体が見下ろせる展望台のような場所だった。住宅の明かりがいい感じに公園を照らしてくれている。
結構神秘的な場所。
渡|俺がぁ。中3の受験期だったかな。涼太と一緒の高校に行きたくて頑張って勉強してた時。
宮|…そぅ…だった、ね…。
渡|どんだけ勉強しても、涼太に追いつけなくて…結局同じ高校諦めることになって…心がズタズタになった時に来たんだ。
そしたらもぉ一気にどうでもよくなった。…涼太には学校が別でも家が横だから会えるわけだし。無理し過ぎは駄目だなって。
宮|(…そんなにつらい状況だったの?……俺、まったく知らなかった…)
渡|…ニコッ。そんな顔すんなよ。元々俺が涼太の前でヘラヘラしてたから涼太は気づかなかっただけ。涼太のせいじゃない。
宮|…ポロポロッ……
渡|泣かない!涼太泣くと頭痛くなるんだから…
宮|…なんでっ……俺のこと…っ…そんなに知ってるの…?っ…おれ、はっ…ぜんぜん!しょーたのこと知らないのに!(泣)
渡|……んはは笑…なんでかって?
そんなの決まってるでしょ…?
俺は涼太が好きだから。
この世界で一番大切だと思う人だよ。
宮|〜〜っ…うわぁぁぁぁんッ!!(泣)
渡|えぇぇ!!?
そ、そんなに嫌だった!!??
宮|ふぇぇぇぇんッ!!(泣)
渡|りょーたぁぁぁ!!?(涙目)
宮|ング…グスンッ……ん、んっ…ぁ…
渡|ほらほら、もう泣かない。よいしょっ…(抱)
宮|ごめっ……ん…っ。
渡|俺の家でいい?
宮|おばさん…は?
渡|涼太ならいいって言ってくれるよ。
宮|ん…
渡|…涼太、お顔見せて?
宮|今…ぐちゃぐちゃ……やっ…
渡|そんな涼太も好き…ニコッ
宮|……っ
渡|涼太、俺はね…今日のデート、楽しかった。久々に涼太と一緒に過ごせる休日。
宮|……俺も。
渡|俺の告白…返事してほしいな?
宮|…お、れは…
たぶん、今日感じたドキドキとか苦しさとか温かさって…
うん…もう解りきってるな…
宮|俺も…しょーたが、好きだよ…//ニコッ
俺でよければ、彼女にして下さいっ。
渡|〜〜っ!!りょーた大好き!! ギュッ!
宮|んぐっ!…くるしぃ…〜!
渡|えへへ……俺のりょーただぁ……///
宮|ん……んふふ…俺の、しょーた……//
“1日限定カップル”?
ううん…
“永遠カップル”の間違いだね
End
#がくぱろ
あべさく正義♡
257
#きょくぱろ
コメント
4件

とっても可愛いお話ありがとうございます💙❤️