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ふぃる汰
358
羽海汐遠
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「僕だよ、怜和」
え?…え???怜和?ホントに?!
「君の混乱するとこ、変わんないね」
喋り方とか、雰囲気とか、ちょっと変わった所はあるけど…
「まだ疑うの?」
なんか、うざくなった?
「あ、これ着てるせい?」
そう言ってフードを脱いでくれた
「いや、脱いだとて、俺怜和がフード脱いだとこ見たこと無いから…」
「え、そうだっけ?」
怜和の顔、初めて見た…ん?
「ねぇ、怜和…」
「お、やっと認めたか…」
「その首のやつ…」
怜和の首には、あの時俺がつけていた…
「あ、これ?そっか、みんなはもう無かったね」
どういうことだ?!なんで怜和だけまだあるんだ?…ん?
「怜和、怜和って悪魔だったの?」
「うん。でも、髪が白いから天使だって思われることもあったから、よくペテン師って呼ばれてたよ」
それ、ただ虐められてるだけじゃ…
「じゃあ、伝説は嘘だったんだな」
「?、伝説って?」
「え、怜和知らないの?悪魔から首輪を外した白神伝説《しろがみでんせつ》」
「知らないな、教えて」
なぜか、あの頃より怜和が冷たくなった気がする…
~白神伝説~
純粋な白で覆われた大天使、誰もその天使の名を知らない。その天使は、悪魔を好み天使を嫌う。そして、その行動力はとてつもなく高く、誰も認めようとしなかった、悪魔の首輪の撤回を訴えた。それも、たったひとりで。しかし、誰も認めようとしなかった。そこで、大天使はとある提案をした。自分が首輪をつける変わりに、全ての悪魔の首輪を外す、という。それ以降、大天使は姿を消した。その変わり、悪魔たちが自由に暮らせるようになった。そして、その大天使は次に、悪魔が集う憩いの場を作ると言い残したが、その後行方が分からなくなった。、ある悪魔は、憩いの場を作る準備をしているという。ある天使は、悪魔たちを苦しめていた天使達を憎み、滅ぼす準備をしているという。
「って言う感じなんだけど…」
「(´-ω-`)zZ」
って、寝てるし…昔はもう少し寄り添ってくれたのに…
まぁ、俺が小さかったからってのもあったのかな。
「ら~い~と~…」
お、起きたか。
「僕…このまま寝る…」
「えぇ!?で、でも、ここで寝たら追っかけてきた人達に見つかるよ!💦」
「いいの…雷飛が…なんとかする…から…」
このマイペースめ…💢
そういえば、大天使と怜和って、似てるとこ多いよな~…
「お前達、ここで何をしておる?」
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