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#おりきゃら
玲💚🍀 .🌳🩵
2,945
#ご本人様には関係ありません
はるⒸ
373
俺には最近彼女ができた。可愛くて、優しくて。何より俺のいちばん辛い時期を支えてくれたのが彼女だった。「彼女のことが好き」それは絶対。ただ、最近少し気になる奴がいる。恋愛の感情がある訳ではない。….多分
「るぅと!」
「…ん?呼んでた?」
「うん。呼んだ」
「じゃあ、どうしたの?」
「…なんでもない」
「なら呼ばないでくださいよ」
ほら、こいつ。俺が事故にあう前と関係が少し変わってしまっている。さっきみたいなことをしたら、もっと怒ったように言ってくるはず。ちょっと疲れていると言うか、何かを諦めてる感じがする。でも、それは俺に対してだけ_
俺、なんかしちまったのか?
このマグカップ、誰かとのお揃いなことはわかる。セット商品らしい。俺には前に恋人がいたのか?だとしたら、なぜ言ってこないんだ。過去に愛した人なら知っておきたい。
ふとインスタを開く。トップにはるぅとの投稿、相変わらずこいつ白いな。そんなことを思いなが見ているとあることに気がついた。
このネックレス俺が持ってるやつの色違いじゃね?
るぅとに似合っているが、あいつの好みとは少し違う。どちらかというと、俺の好みに近い。俺がプレゼントしたのか?それにお揃い。メンバーならお揃いでもおかしくないか…いや、俺はメンバーにお揃いをプレゼント?るぅとと莉犬の仲ならありえるが….俺が?
いや、考えすぎだ。SDとも呼ばれるあいつが喜ぶかもと思ったんだろう。それなら納得がいく。….そうだ、きっとそれだ。
「どしたん?さとちゃん。考え事?」
「お、ジェル。まぁ、ちょっとな。」
「何や、教えて。」
「俺とるぅとってどんな関係に見える?」
「どんな関係?ん~そうやな」
「兄弟っぽさが強いかな。あと、心からお互いのこと尊敬しとるのは伝わるで」
「そっか。まぁ、そうだよな」
「なに?るぅととなんかあった?」
「いや、別に。なにもねぇよ」
「なら、ええんやけど」
「そういや、事故にあう前はもっと距離が近かった気がするな」
「へ?」
「お互いに暇があれば話しかけるみたいな?なにか話したいことがあったら、一番にお互いに話すみたいな雰囲気は前はあったら気がするんよ」
「そうなのか?俺は変わらず接してるつもりだったんだけど」
「あと、るぅとの笑顔がちょっと減ったかな?前はもっと楽しそうに笑とった気がするんよ。まぁ、気のせいかもしれんけどな」
「俺、何かしたのか?」
「それは分からん。ただ、るぅちゃん苦しそうなのは確かやな」
今から彼女が家に来る。何か渡したいものがあるとか。俺の彼女は優しくて、正しいことをする勇気を持っている人だ。そんな所に俺は惹かれた。そんな彼女のために俺は、少し部屋を綺麗に整えておく。
「おじゃましまーす」
「はーい。なんか飲む?」
「飲む~!コーヒーで」
「りょーかい」
「なんか渡したいものがあるんじゃなかったっけ?」
「そう、ちょっと待ってね」
「うん、いいよ」
「じゃーん!好きって言ってたキャラクターのキーホルダー!どう?めっちゃ可愛いよね!」
「うん、ちょー可愛い」
ん?こんなような会話誰かと…しかも、このキャラクターの話だった。このキャラクターを好きだったのは相手の方だった気がする。
『見て見て!このキャラクター可愛いくない?最近ハマちゃって、ぬいぐるみ買ったの!』
誰なんだこれは、絶対事故にあう前の記憶ではある。それは間違いない。あのマグカップがお揃いの相手が…
「どうしたの?黙り込んで」
彼女が心配そうな顔で見ている。
その奥に俺はあるもの見つけた。それは…ブランケットだ。マイナーブランドのものだが、触り心地がよく気に入っている。だが、自分で買った記憶がない。なぜ持っているのかよく分かっていなかったが、今思い出した。
『はい、これ。プレゼント』
『プレゼント?なんでもない日に?』
『絶対気にいると思ったから。それに、なんでもない日にプレゼントと渡すって、なんだか素敵でしょ?』
これも、相手が分からない。きっと、同一人物。おそらく、事故にあう前に付き合っていたのだろう。俺の心が何かを訴えている。
間違いない、俺には忘れてしまっている恋人がいる。
「どうしたの、ほんとに。」
「ごめん。今日は帰ってもらってもいい?」
「え?」
「ちょっと気分悪くて、ごめんな。」
「わかった….無理はよくないしね。」
「うん、ありがとう。またな」
「…うん。また」
彼女が俺の家から出ていき、静かになった。記憶が戻ってきて、動揺している。誰なんだよ。
考えても、考えても、答えが出ないため、気をお落ち着かせるためにスマホに触れる。そこで、いつものようにインスタを開くと俺はさらに記憶を取り戻す事になった。
トップにまた彼の投稿。以前の投稿で、彼がぬいぐるみを抱えている。そう。あのキャラクターの。そこで俺は全ての記憶を取り戻した。
会いに行かなくては!
ピーンポーン
静かだった俺の部屋にインターフォンの音が響き渡る。誰だ?最近俺はお店に行くことが多い、そのため宅配業者ではないであろう。
「はい」
「あ、さとみくん。これ!」
「え、」
「なーくんに届けてって言われたの。急なお願いに関するものらしいくて」
「あ…お、おう」
「どうかした?」
「いや、別に…」
「….そっか、じゃあ僕帰るね」
「あ、ちょっと待て!るぅと!」
「わぁッ」
コメント
1件
おお、第5話、めっちゃ気になる展開になったな…! 事故前の記憶がブランケットとかインスタの投稿でちょっとずつ戻ってきて、さとみくんが「忘れてた恋人がいる」って確信するシーン、すごく切なかった。 しかも最後にるぅとが来て「なーくんに届けてって言われた」って…え、なーくんって誰だ!?続きが気になりすぎる! ゆろちゃさん、構成がうますぎるわ…次が待ちきれない🔥