※この物語はフィクションです。
実在の人物及び団体などとは一切関係ありません。
〈Case 19@追いついて来た過去〉
「調は前から俺を探してた……?」
弟の記憶では小野田が訪ねてきたのはおそらく晩夏から初秋頃だ。
だが俺と調が出会ったのは11月。
調は俺のことを既に調べあげた上で、接触してきた?
しかも調は全くの初対面であるかのように振る舞っていた。
「……あの手紙も?」
俺と調を引き合わせた、あの『予言の手紙』も調が仕組んだことだったのか?
俺と調を引き合わせたい第三者がいたんじゃなく、手紙を餌に調が俺を誘き寄せたんじゃないのか?
俺の同級生のフリをして接触してくる大胆さも、調らしい手口だ。
だが、なんのために?
「……まさか」
俺が、猟奇連続殺人事件の唯一の目撃者だから?
だとすれば今、俺が追われているのも?
夜道に座り込む俺の元に、タイミン*************
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