テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🍆激重愛され。🦍と🐷と🍌は特に重々。
🍆の事になると人格変わるメンバーいいなと…思いまして…
⚠🍆が新人実況者(モブ)に乱暴された表現あります。
⚠🍆登場しません。
⚠🐷は獣人の姿です。
⚠キャラ崩壊注意
⚠他実況仲間出てきます。
⚠キャラ崩壊注意
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
それでは、お楽しみください。
会社のエントランスを抜けたあたりから何か嫌な予感はしていた。
獣人だからか、人の気配や匂いに敏感で背中をビリビリと走る悪寒に予感をせずにはいられない。
そして、その気配は今から向かおうとしている社長室からだということに更に嫌な汗までかき始めた。
(…だいたいの原因は分かる、あの人が荒れる原因はほぼ…ぼんさん絡みだ)
今度は何をやらかしたんだあの人は、と溜息をつき数回ノックしドアを開けた。
「ドズルさん!!やめろ!落ち着け!!」
「落ち着いてられるかぁ!!!!」
は?え?
ドズルさんが携帯片手に叫んでいる、通話相手にありえない暴言を吐き続けている。
それを横から「一旦携帯貸せ!落ち着けバカヤロ!」とネコおじがソレを奪おうとしている。
アレ、原因のぼんさんが今日はいない?
辺りを見渡すがその人はいなくて、それに今回の荒れ具合は明らかにぼんさんへのものでは無い、
いつもなら呆れ半分と戸惑いと少しの色を含んだ説教であって、こんなに怒りのみが先に出ているのは珍しい。
どうしたんスか?!何事?!とネコおじに声を上げると「いい所に来た!この人羽交い締めにして!」と半泣きで言われる。
人間の中でなら最強に位置するレベルの肉体と腕力を持ったドズルさん、それを止めれるのは獣人である俺かネコおじである。力的にはオーク族の俺の方が2人より頭一個分上なわけで、それによりメンバーの暴走時は防波堤役になる事もしばしば…
そして、今回はそんな力役の俺とネコおじが揃わないと止められない程の荒れようだった。
これはヤバイと、俺は加勢しその暴れる手を掴もうとした。
でも、ドズルさんは止まらず、携帯を耳に当てて「今すぐそっちに行く!待ってろ!」とすっげぇ怖い事を言っている。
「ドズルさん!?どうしちまったんですか?!うわっ!あぶなっ!」
「めん!離せ!〜っくそくそ!!!!」
少し耳から離れた携帯をドズルさんは力いっぱい引き寄せ直し耳に当てた。
「聞いてんのか!?絶対に許さないからな!よくもーー⋯」
「ぼんさんを傷つけやがったな!!」
ビギッ…
止めようと伸ばした俺の手は血管を浮き上がらせピタリと止まった。
「…え、今…なんて言いました?」
「ばっ!ドズルさん!…はぁー、も、本当に!話は後でするから!めん!お願いだ、とりあえずドズルさん止めてくれ!」
聞き捨てならない言葉が聞こえた。
ぼんさんを傷つけた??
それは、事によっちゃ〜俺も怒だぞ?
息を荒らげ肩でフーッフーッ呼吸をするドズルさんからやっとのおもいで携帯を奪い取り「もしもし〜おおはらですけど?うちの社長がすみませんねぇ〜、……で?ぼんさんとは、どういう事があったんですか?」と後半は自分でも驚く程の声質になった。
受話器越しに聞こえてきた声は聞き覚えがある、
『…えーと、久しぶり、そのヒカックです…』
「え?ヒカックさん!?は?え?お久しぶりです…?」
普段は自信たっぷりでキラキラしているヒカックさんが怯えたようなこの世の終わりのような声を絞り出してボソボソと呟いている。
あのヒカックさんがドズルさんをここまで怒らせるはずないのに、ましてや仲のいいぼんさん相手に傷付けるなんて事決してしない男が、本当に何をしでかしたんだ??
『……昨晩…ぼんさんと、俺と、他の実況者達で飲み会があったんですよ…』
「は、い…」
そこまで聞いて何かやばい気がした、背後ではネコおじが「いーから!本当に1回落ち着け!!!」と外に出ようとしているドズルさんを押し付けるようにソファーに座らせていて、目のあったネコおじが 「めん!!聞くな!!」 と焦った様に声を上げて、近付いて来た。
携帯を取り上げようと手が伸びてきてヒラリとそれを交わす。
「…で?」
『……本当に、すんません、ドズルさんにあれだけ今まで念を押されてたのにっ…ぼんさんを酒の席で1人にするなと…帰りも俺が送り届けろと……まさかあんなことになるなんて…っぐす』
え?泣いてんの?なんで?どうして?
「…ぼんさんは、1人にしちゃダメなんだよ!!酒の席なんか特に!いつもは俺がいるからいいけど、そうじゃない時は付き添う様に信頼できるメンバーに強く言ってんだ!それが守れないなら飲み会はダメだって事も!!なのに、そいつは!!!それを破った!!俺の信頼もぼんさんからの信頼も裏切った!!」
「僕」という一人称が、真剣な時や取り乱した時に「俺」となる事は知っていた。
ドズルさんは目に涙を貯めて奥歯を食いしばり頭を掻きむしっている。
いつも大きな口を開けて太陽みたいに笑う、人のいい笑顔と言葉遣いから大きくかけ離れていて、本当にぼんさんに何があったんだと破裂しそうな程、鼓動が音をたてる。
聞きたいけど、聞いたら戻れない、でも、聞かなければいけない…そんな雰囲気で、
ネコおじは「やめとけ、本当に、…お前等2人は止められないぞ俺」と悔しそうに…悲しそうに顔を顰めている。
『…飲みの席で、新人の実況者も参加してたんです。』
「……」
『実況者としては数回話した事があって、…っ、ぼんさんのファンだって言うから…ぼんさんに許可もらって他のメンバーも誘って、いい勉強になるだろうって…グスッ…飲み会セッティングしたんだ…』
「……」
『男の憧れって感じかなって…尊敬できる先輩的な?そんな軽い気持ちだったんですよ…実際に会ったら好青年だし、人も良さそうで…ぼんさんに対して変な目しないし、絡まないし…』
話が見えない、そんな楽しそうな飲み会で何が起きたのかさっぱり分からない
「なんなんスか?それで何でこんなにドズルさん怒ってんスか?」
『っ…』
「で?その楽しい飲み会で何があったんです?」
はよ話せやと続きを急かすと、座っていたドズルさんの拳が宙を切りテーブルへと落ちた。
バギッ!!!
けたたましい音と共に真っ二つに折れたテーブル、砕けた木片がバラバラと飛び散る。
「っ!ドズルさん!?え?!」
『っーー!!本当に、すみませんでした!!』
俺の焦る声と背後で聞こえたけたたましい音に、受話器越しのヒカックさんがワンワン泣き出す。
修羅場だ、めちゃくちゃだ。
ネコおじが「腹立つのは分かるがとりあえず落ち着けって!」と再度ドズルさんを押さえつけている。
怒りに染まった顔のままドズルさんは肩を揺らして悔しそうに泣き出すし、何があったんだよ本当に…
「っとに、なに?なんなの?」
『めん…本当にごめん……ぼんさん、今病院なんだよ…』
「……は?」
『帰り際、新人がぼんさんの帰り方向と一緒だから俺が送りますよって言ってさ、俺達はまだ飲み足りなかったから酔いつぶれたぼんさんをつい、任せちゃって…』
ぼんさんが病院にいるのと、どうやって話が繋がるのか、耳を傾ける。
何となく、まさか、と嫌な風が肌を撫でる。
『……っ、くっ…』
「泣いてても分からんでしょ!!何でぼんさん病院居るんスか?!」
先の見えない恐怖につい怒鳴ってしまう、ヒカックさんが息を飲み鼻を啜りながら絶望に近い声で叫んだ。
『…っ、犯されたんだよ!!!!』
「…………………は?」
『あの男!酔ったぼんさんを強引にホテル連れ込んでー⋯』
バギッ!!
そこまで聞いて、耳に当てていた携帯が粉々になった。
というか、してしまった。怒りで頭がグツグツと沸騰して力加減ができない。
「…ぼん、さんが、犯された?」
ボソリと呟く。
「だから言ってんだろーが!俺がいつも口うるさく言ってたのはこういう事になるからだ!あの人は昔から隙あらば連れ込まれそうになってたんだよ!!男だからとか関係ない、光に群がる蛾みたいに…潰しても、潰しても、どこからか這い出てきやがる!!!それを必死に守ってきたのに…なんでっ…分からないんだよ皆!! 」
人を惑わす色香を出すぼんさん、俺もそのひとりで甘い蜜で誘惑された身だから分かる。でも、一線は超えないようにメンバー間で何となくセーブし合ってた…。
花や蝶やと囲み、慈しんでいた…のに、まさか、こんな近くで裏切られるとは…
「殺す……」
腹の底から出た俺の声は、悪魔も怖がる程の音色だった。
「あ、めーん!お疲れ様〜!」
会社のエントランスを抜けた廊下の1番奥の社長室から、勢いよく出てきたMENとその後ろからついてくるドズルさん。
僕は遠くからその2人に大きく手を振り挨拶をした。が、近づいてきた2人の表情が初めて見るもので手を上げたまま固まってしまった。
ブワッと変な汗が身体中から溢れて、はっ、はっと小さな息が出る。目を合わせたら殺されるんじゃないかと思う程の殺気を出す2人。
すれ違いざまに2人の顔を再度、チラリと横目で見て恐怖でカタカタと歯を鳴らしてしまった。
漆黒の瞳、何も写していない怒りに染まった目
口からはフシューッと熱い息を吐き、額には血管を浮き上がらせ、ドズルさんに関しては強く握った拳から血が滴り落ちているし…
(こ、怖い…なんでこんなに怒ってるの?)
おらふくんは、背後からその気配が無くなるまで動けずにいた。
体感は数十分…実際は数秒程度だが、それ程長く感じたのだ。
「ぶはっーーー!!こわっ!なにあれ!!」
大きく息を吐いて、どさりとその場で座り込んだところで、ネコおじが涙を拭いながら社長室から走って来た。
「おらふくん!お願いついてきて!めんとドズルさんを止めてくれ!」
「えええ!?あれを止めるの!?無理でしょ!」
てか何であんなに怒ってるの!?と叫べばバツの悪そうに黙るネコおじ。
「あ、あとで話すから、とりあえずおんりーも呼ぼう、3人で止めよう」
と走り出し仕方なく僕もついて行くことにした。
会社を出た先でたまたまおんりーとも合流出来て、ネコおじが観念したように僕たちに事の顛末を話したが、
ネコおじ…見誤っているよ。
「………」
「………」
僕も頭の中は怒りでいっぱいになったけど、どうにか留まることが出来た、が、おんりーはそうもいかない。
本人は絶対言わないが、誰よりもぼんさんを尊敬しているし愛している。日頃からその目線や行動で物語っているから、ネコおじのその話を聞いて「あーぁ、”3人”を”2人”で止めるのは流石に無理だよ」と頭を抱えた。
そこからは何も話さなくなったおんりー。
(きっとおんりーは、今、頭の中で…いかに残酷で、足をつけずに1人の新人実況者を消せるか考えてるな…)
と心の中で呟きながら、 僕は見てしまった…
そして震え上がった。
メガネの奥底にいつも輝いている瞳が、ドロリと黒く染まり
口を覆うように添えた手の中で「刺し殺す、絞め殺す…」とブツブツと殺害方法を呟く、 2人に負けず恐ろしい顔をした男をー⋯。
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ひぃぃい!!!!重ぃぃいいい!!!!好きぃぃぃぃ!!! この、重さこそッ!!愛ッ!!!!!…はぁぁぁぁぁあんんん!!!(ブクブクブクブクッ……)…ップハッ…激重感情爆発愛…最高ッです!!!!
激重滅茶苦茶善きです!!ぼんさんは可哀想だけど、その壁達()の怒りがストレートで気持ち良いです🫰dzmnqnの〇す勢いが騎士過ぎててぇてぇでした💘💘💘