――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《黄帝ノ皇編》の続きでございます…
では続きをご覧下さい。作者より。…_(: 」∠)_…
……数時間が経ち…昼休み……
瀧奈 達は食堂へと向かう…
――幽星学園―食堂―
生徒達「焼〜き〜そばー!パン!」
物凄い勢いで購買に群がる生徒達…
オグリ「何の行列だコレ?」
瀧奈「アレは…フワッともっちパンに何事か焼きそばに執念をかけて作りあげられた 濃厚ソースに極上の麺、伝説の焼きそばパン(500円)、…食ってみたいなと思うが、毎回あんな感じに混んでる」
ラス「美味なんですかね〜」
するとニヤニヤしながら近寄る克夜…
克夜「いいだろう…コレ」と焼きそばパンを見せつける
瀧奈「くれるのか?」
克夜「いや、あ〜げない」と言って食べようとするが、ラスがそれを素早く取り味見する…
ラス「美味!さすが伝説がつくほどですね」
克夜「ぎゃ〜俺のがー!」と慌てる
αメリー「人の物を勝手に取っちゃうダメだよ」
瀧奈「安心しろ最初っから渡す気だったんだよ」
克夜「いや…あの…1個しか無いんだが…って…」
既に瀧奈とαメリーとオグリが焼きそばパンを食べる
瀧奈「ふむ…パンと焼きそば単品でもいける」
αメリー「美味しい」
オグリ「ご馳走様…うまかった」
…克夜の買った焼きそばパンは腹の中へと消えた…
克夜「あ…さらば…俺の伝説…」
瀧奈「ほら、コレで元気出せ」と500円玉を渡す
500円玉を受け取る克夜…
克夜「わ〜い もう一回 買えるドン!」とアホぽい声にで喋り、丸目になっている
瀧奈「良かったね克夜くん」丸目で棒読みする
克夜「ははは〜買えるわけないだろ…ほら」
焼きそばパンに売り切れの表示が出る。
瀧奈「……腹満たしになるくらい食いたかったな…伝説の焼きそばパン…」
克夜「まぁ…他にも美味もんあるから…」…
…食券販売の所で昼飯を買う5人(1匹)…
αメリー「とろりふわふわ…」とオムライスを
突っつく、オムライスの所にケチャップで
『キュートガイ♡ア』と書いてある…
『あ…筋肉料理長の仕業だろうな』と、瀧奈と克夜は思い出してそう考えた…白飯などをほおばる瀧奈
克夜「あ〜そうそう、あの犬公の仁[ジン]が用があるとかってよ……『グッ…こき使いやがって…』」
瀧奈「ん、仁児[ジンジ]刑事が…何で?俺何もして無いぞ…立ち入り禁止エリア行ってないのに…」
克夜「いや、立ち入り禁止エリアまだ行ってたんか」
瀧奈「怪獣[カイジュウ]に®️Bγ(危険体)とか何か凄そうだしロマンじゃん」
克夜「あぶね〜ぞ…死にかけても知らんからな」
αメリー「安全…大事…」と2人は注意する
瀧奈「でもまぁ…コレもあるのに面倒だな〜」と渡されたメモ紙をペラペラと見せる
克夜「俺関係ない〜…さてと」〈パン〉と手を叩き「ごちそうさまでした!退散!」とサッと食器を返却口へと持って行きどこかえ行く
瀧奈「まっ…全く…」
オグリ「周りの人達が賑やかなんだな」
瀧奈「賑やかってか…皆んな個性の塊過ぎるだろ…どこを見たって」といろいろな方向に指をさす、
瀧奈「植物や獣に魚類とか…簡単に言えばモンスターだらけなんだよ?本当は、だが現実は現実だ…」
ラス「そんなに、モンスター自体が存在することが不思議なのですか?」と問う
αメリー「不思議だと思うよ…今まで実際に見た事なかったもん」
オグリ「確かに ココに来るまでは見た事無かったし…絆能に聞かされた時は ファンタジーの中のだろ? って思ってだけど…ココは違う…」
瀧奈「まぁ…狸が喋るのも驚きなんだがな…」机にダラ〜っと、うつ伏せになる
オグリ「インコは喋ってるぞ」
αメリー「妖精さんは?」
瀧奈「そっち専門じゃないからな…でも、場所や環境によるのかもな…住みやすいんだろうか?ここは」
ラス「それにしては大雑把な所がありますがね」
瀧奈「…確かに………あ…」用事を思い出す
「行くか…」……席を立つ…
――幽星学園―訪問室―
〈トントト〜トントン〉リズムよくドアを叩く音
するとドアが前の目に倒れてるく
〈ドォーン〉と大きな音がなり響く
画面が視野が大きくなり、
端っこに作業服を着た修理業者の人がいた
修理業者の人「あ…あぁ…アハ…アハァン↑…
〈軽く息を吸う〉ウゾダドンドコトン❗️」と叫ぶ
扉の向こうには瀧奈 達が居る、
瀧奈はとても気まずい感じで暗い目のした顔で立っている…
修理業者の人「あぁ~…ドガッのカギッグがぁ…ボトボドロダァァァ…あ〜!」とボロボロになったドアの金具部分である蝶番を拾いガクッと落ち込む。
墓威「あー喋るな喋るな!…すまない…何回も何回も修理させてしまって、…刑事やらマダムやらで、連続で壊れてしまって…お茶入れようか?…西堂[セイドウ]くん?」心配と焦りが混じる、
修理業者の人は佐堂と言う名前の様だ
西堂「お…おね…おねぇガいマズ」とプルプルと産まれたての子鹿の様に立ち上がる不安そうにαメリーが佐西堂へと駆け寄り
αメリー「大丈夫?」と手を差し伸べる
西党「あ…だぁ…大丈夫です…」そしてゆっくりとソファへと進む…
ラス「あの…いつまで突っ立ってるんですか?」と、瀧奈は まだ気まずいそうに立っている。
仁児(刑事)「いつまで突っ立ってる?早よこい」呼び声にハッと気づく瀧奈
瀧奈「あ…仁児 刑事……用とは…」…
…〈コトン〉と お茶を人数分が机に置かれてる
墓威「西堂くん…落ち着いたかい?」
西堂「はい…落ち着いてきました…」
墓威「それは良かった…修理できる?」
〈ガタガタガタ〉と西堂は少し震えるて言う
西堂「また…また壊れされませんよね…」
墓威「大丈夫…大丈夫だからッあの人達が加減の知らない脳筋なだけな人達なだけだからオチ…落ち着けー」と西堂の両肩を掴み落ち着かせようとする、
仁児「はぁ…俺は悪くねえからな、それに先にドア壊した奴が脆くしたせいだろ…」そして西堂の頭に手を乗せ 顔を近づけて言う
仁児「安心しろ客観的に見ててたが、お前の腕は確かだ…落ちつけ、そして落ちついて直せいいな」
西堂「そ…そうですか…お世辞言われても嬉しく無いですよ…へ…えへ」…軽く照れているすると西堂は席を立ち修理を再開する、
墓威「君がお世辞をね〜」と仁児を見る
仁児「あぁ…」[小声で]「お世辞だが、多少 修理ができるくらい技術力はあるだろ」と暗い目をして手を組む。
墓威&瀧奈『確かに…無いと仕事にならんな』と思う
瀧奈「で、2人共さ何の用件なんだ?」と問う
仁児「あぁ…単刀直入に言いたい所だが、」と仁児の手のひらから魔法陣が浮かび詠唱を唱える、
仁児「コード… 静かな密談(サイレットーク)」詠唱が短く省略されている、省略詠唱だすると瀧奈と仁児の会話は2人しか聞こえなくなる。
仁児「すまないが瀧咲…最初は君 個人との対話からだ」
瀧奈「小生だけにか」
仁児「あぁ…隣に居る子達…2人に聞かせたく無いモノでもあるからね、君が遭遇した放火事件についてね」
瀧奈「……確かに死人が出てましたし…」
仁児「アレは事件とも言えるが、事故とも言える方でもあるんだよコレに大体まとめてある」と資料を渡す資料を読む瀧奈…話は続く
仁児「あの火災には跡が3つ考えてね、まず1っから 次元ゲートの発生時の発火により引火、2っ同時に引火した火により引火物に火が付き広がる、そして一部の燃え跡に魔力跡があった、遺体は全焼、争った形跡があった」
瀧奈「待って下さい…4人?小生は2人しか見て無いですが、他に家の者がいたのですか?」と問う
仁児「住人のリストを見たが…1人は所属不明、もう1人は数年前に引っ越して来た人の様だが…そちらも前までの痕跡が不明だ…残りの2人は…言わなくてもわかれ」
瀧奈「そう…ですか…」
仁児「個人面会終了だ……解除…」
…微笑む墓威とお茶を飲みながら会話するαメリーの声が急に聞こえやすく戻った、ふと気づく墓威
墓威「会話は終わった?」と仁児の頭をツンとする
仁児「終わりましたよ」と墓威の手を軽く振り払い机に置いてある お茶を持ち飲む、
墓威「では、回収したアイテムと多少得た情報をまとめ言うよ、まず相手は団体である異端聖教団(マーヴェリックコー)と言う教団だ、名前は聞いた事あるが、別次元の者だから多分 統一性は無しと考えよう、相手は教団だからそこはわかるだろ予測は」
瀧奈「相手が何人か居るって事だろ」
墓威「ついでにコレ(キューブ(盾))を所持する奴が何人か居るって事もわかったが…その他大勢がどこに居るかまではわからない、いつ遭遇するかわからない…が、」するとラスの方へと指をさして
墓威「狙いは最後の1人である君の様だから探してくるだろう、まぁ…何が目的で集めてるのかわからない」
瀧奈「いつかは巡り会うって事か」
ラス「それだと、そちらも取り返しにくるんでしょうね」とキューブ(盾)に指をさす
墓威「確かにそうだね……後はコレらを回収することってわけだね…」と別のキューブを取り出した
墓威「コレが本来…君が捕まっていたはずの鎖になる物だったんだろうな…」とキューブが短刀へと変わる見覚えのある形だ…十字架の形をしている
瀧奈「コレもなのか……?」
墓威「そうだねコレもだね……後は、そいつらが、もしかしたら別の次元に居るかもしれないって事もあるからね…その時どうするかだけど……話は以上だ」
仁児「あ…そういや」とふと何かに気づく
仁児「禁止区エリアにお前の私物が落ちていたがコレは一体どうゆう事かな?」と証拠を見せる
αメリー「悪いことしたの?」
瀧奈「……そ…それは……」視線をそらす
仁児「まぁいい…それ以上の罰に近いものがお前に降り注がれるかもしれんからな…」
瀧奈「それは困りますよ…」
仁児「我々からはもう話はすんだから行ってよし」
瀧奈「……失礼いたしま〜す…」…墓威は手をふり αメリーも手をふってバイバイする瀧奈達はその場を去る手前で、
仁児「あと!」大声がでる、瀧奈はビクっとする
仁児「穢[ケガ]れ人[ビト]…別名、穢人(ヘジン)には気おつけろよ…特に手配書の奴らはな、奴らの裏腹は探り難くかつ消滅しないからな…」
瀧奈「でも、この辺には見当たらないし今まで何も」
『どうしたものか』と墓威は少し困りげな顔をする
仁児「それと関わってるのなら別の世界に行く事もある…その場合にイレギュラーである存在と遭遇する確率もあると考えろ…悪質な神よりタチの悪い穢人にはな」
墓威「……仁児の言う通りに最終聖戦で完全に消えた訳でもないからな…ましてや世の中は広いから穢れに適合する程の悪質の人間がいたら できてしまうからな」
αメリー「まだお話中だったの?」ひょこっと、αメリーが戻ってくる。
瀧奈「いや、先に行っといてくれ…場所わかるか?」〈パン〉と手を叩く音がする仁児が手と手を合わせて
仁児「すまない少しうっかりしていててね」と謝る
αメリー「そうなんだ、早くね」そして、オグリとラスの後を追う様に駆ける、
墓威「瀧奈…次元調査隊から何か情報があるまでは自身の身の回りに気おつけろよ…頼んだよ…」
瀧奈「死にはしないよ…でも、次元で少し…」
墓威「何だ?次元の事で何か?」
瀧奈「兄は…どうなんですか…」
墓威&仁児「…………」暗い目をする…
墓威「今の俺にもわからない…それしかまだ…」
瀧奈「……では、今度こそ失礼します…」訪問室を出て行いく瀧奈…
仁児「墓威さん…瀧咲家の長男、瀧咲 瑛治[エイジ]は今、何処に居るんでしょうか?元、探偵事務所の同じ同僚なんでしょ?」
墓威「すまない…かなり昔の事なんだ…それに俺じゃなく、オリジナルの場所がわかれば…」
仁児「大丈夫なんだろうか…どいつもコイツも」
墓威「大丈夫さ、瀧咲家は凄いし、瑛治は近くで見てた事のある俺も保証できるほど実力はあるよ…」『彼のマニアは強いからね』……
仁児「お前…」と不思議そうに顔をみる
墓威「ん?何だ俺の顔が変か?」
仁児「久しぶりに老けて見えたなって」
墓威「失礼な!…いちょう歳上だからな俺は……中身だけ」
仁児『あ〜そうだったな』と思う様な顔をする…
第十二へ→
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!