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柘榴とAI

8
コメント
1件
いやあ、めちゃくちゃ熱い展開でしたね…!「理想延長」、未来予知じゃなくて“一瞬先の可能性を見る”っていう発想がもう天才すぎる。それに、互いに新技を生み出しながら高め合う好敵関係、本当に理想的で胸が熱くなりました。土壇場で思いつく傲慢も、それに笑い返す古流斬も、二人とも最高にかっこよかったです!
傲慢決闘編「天才同士」
曖昧と理想空間。
戦いは終盤。
傲慢は少しずつ押され始めていた。
身体には無数の傷。
「曖昧の付与」が確実に蓄積していく。
傲慢は苦笑した。
「……参ったな。」
「弱体化してから成長が止まっていた。」
「これ以上はないと思っていたんだが。」
古流斬は間合いを詰める。
「終わりだ。」
曖昧の付与が発動する。
しかし――
ブシュッ。
傷はつかなかった。
古流斬の目が大きく開く。
「……避けた?」
傲慢は静かに笑う。
「違う。」
「見えた。」
古流斬は一瞬で理解した。
「新技か。」
傲慢は頷く。
「土壇場で思いついた。」
「理想延長。」
「理想を未来へ延ばし、一瞬先の可能性を見る。」
「完全な未来予知じゃない。」
「だが、一瞬先なら見える。」
古流斬は思わず笑った。
「……天才かよ。」
傲慢は吹き出す。
「ははっ。」
「どの口が言うてるんだ。」
「さっき、おかしな新技を作ったのは誰だ?」
古流斬も笑い返す。
「まぁ、それもそうか。」
傲慢は剣を構え直す。
「お前が新技を作るなら。」
「私も作る。」
「それだけだ。」
古流斬は刀を握り直し、不敵に笑う。
「やっぱ最高だな。」
「こういう戦い。」
傲慢も同じように笑う。
「ああ。」
「互いに戦いながら成長する。」
「これだから、お前との決闘はやめられん。」
二人は再び激突する。
一人は「曖昧」を極める天才。
一人は「理想」を極める天才。
互いが互いを高め合う、最高の好敵手だった。