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レズの不倫事件依頼、精神転送サービスはおやすみとなっている。
もしかしたらもう転送はないのかもしれない。そんなことを思いながら今日も婆ちゃんをデイサービスに送迎。
「フミさんおはようございます、今日はみんなで編み物しますよ」
「おやおやそうかい、、みんな仲良くアミーゴだね」
今回の婆ちゃんのギャグは60点くらいだな。
いつも通り僕は駐車場で昼寝。電信柱に「ニナ川淳二、お昼の怪談?」この町にもオカルト会のレジェンドがくることもあるんだな。
ニナ川淳二、彼はオカルト会のレジェンドとして君臨している、独特な話し方、周りを取り込む恐怖、最高だぜ。
そんなことより、よし寝るぜ。
「ざわざわざわ」うるさいなぁ
「ざわざわざわ」
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「にながわさん?」
「はい」
「あの、お客様がお待ちです。」
市民ホール、満席の客席、眩しすぎるスポットライト。
僕はまさかニナ川淳二に精神転送された。。
そしてレジェンドのヘルプとは。。。
ニナ川淳二
彼のヘルプは一体、「うぉーっ」
僕の体勢は座布団に正座。
そして、どぎつい、腹痛。。。
僕は思わず前のめりになった、右手で床に手をつき、左手には扇子が。
今まで体験したことのない、腹痛。
あれが、あれがもう、ドアをノックしてる。
「コンコン」
僕は居留守をした。
また「コンコン」
いません
「コンコン」
NHK並みにしつこいやつだ。
「コンコン」
僕は思わず左手の扇子の肢の部分をお尻に刺した。
「ゔぁあぁあぁーっ」
2センチ、2センチ後ろに下げた。。
1センチ10分 2センチで20分は持つはず。
観客は、演出かと思い静まり返った。
2列目のおばちゃんは、手で顔を覆っている、恐怖を感じているで間違いない。
演出もスポットライトを消灯し、目の前の蝋燭の灯りのみとなった。
レジェンドの怪談をやるしかない。
ここで扉を開けてしまったら、オマル界のレジェンドになってしまう。
それだけは、避けなければならない。