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セカイノハジマリ 第5話
「う”ッあ”ぁ、」
とてつもなく痛む頭と体。アルカラムの病室にいるのが分かる。すると、看護師が入ってきて…
「わ、あ!!アメールさん!目覚めましたね!」
と、とても嬉しそうに病室を出ていった。数分後
「アメール!大丈夫かい?」
「アメール…!!よかったにゃ!」
「目覚めたのね、良かったわ。」
「長男感激。ほんとによかった」
アルカラム4兄弟何故かご登場。
「アメール!」
優しい声で入ってきたのはベリーだった。
「ベリー、、レイニーは、?」
「…まだ目覚めないの。でもアメールも助かってよかったわ。」
「私…どうして?」
「僕が連れて帰ってきたんだよ。母さんから連絡が来て、奴から逃げてさ。びっくりしたんだよ?アルカラムの本拠地で目覚めたら、モニターにアメールの戦ってるところが表示されてて怪我まみれで。慌てて行ったよ。」
「ありがとう、、でも奴を逃がしてしまったって事でしょ、?不覚だわ。」
「そんな事ないですよ!僕だって奴から蹴りをいれられただけで気絶してしまいましたから。アメールさんは最後まで気絶せずに戦っていましたよね。素晴らしかったです。」
「「アメール!無事か!!」」
アペルピシア2人が入ってくる。
「リック!エイミー!無事よ!」
「すまなかったな。すぐ助けに行けなくて。」
「いいのよ!1人で決着するからいいみたいな所あるしー?」
「ほんとにその怪我大丈夫か?」
「エイミーはお子ちゃまだなあ?こんな怪我お茶の子さいさいだよー!!」
私は必死に笑顔を作る。しんどくない”フリ”をする。そうすることでみんなに心配をかけさせない。
「んん…ぅ」
「エンド!目覚めたのね!」
「…グレイス、?」
「そうよ!エンド!あなた4日間倒れてたのよ!」
「…そうなのかい?」
「今はね…________」
「ふーん、そんなことに。レイニーまで倒れていたなんてね、」
「あの人はチョコをよく食べる人だからね、沢山食べすぎてしまったのよ。貴方には解毒薬を飲ましたからいいけどレイニーの方には解毒薬を飲ませてない。このまま死んでもおかしくないわ。」
「僕が飲ませてきてあげよう」
「頼んだわ」
「やあ。」
「エンド…。久しぶり。」
「ベリー、僕は今グレイス特製の解毒薬を持ってきた」
「!飲ませてあげて!レイニーに!お願い!!」
「ああ。お安い御用さ」
「ありがとう…っ」
『情報連絡よ。エンドが目覚めて、レイニーに薬を飲ませて来たそうよ。このまま畳みかけましょう!』
「クソ…怪我が治らねぇ、あの女…強かったな、、」