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私の家へ向かう途中。
最近出来たラーメン屋さんの前を通ると、猛君は切なそうな顔をしてお腹を鳴らしていた。
「……」
「……ラーメン屋さん寄る?」
「いいか? 」
「うんっ」
「わりぃな……速攻で食うから」
こんなお腹を空かせている猛君を見たら寄らないわけにもいかず、ラーメン屋さんへ行く事にした。
結局ラーメン屋さんを出る頃には、辺りは暗くなっていた。
私の家の前に着くと猛君は、家の前の塀に寄り掛かってスマートフォンを取り出した。
ここで私がノートを取りに行って戻って来るのを、アプリゲームでもしながら待っていようとしているのが何となくわかる。
「んじゃ、俺はここで待ってるから」
「よかったら、少しあがっていかない?」
「……あ?」
「昨日作ったブラウニーもあるし、食べていって」
「結衣のブラウニー食えるのか!?」
猛君は一瞬表情を明るくさせ***********
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