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#狂愛
柏木さくら
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臣桜
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第59話、読みました…!勇次郎さんが封筒を受け取った経緯から、まさか緑さんが自らあの書類を仕込んだ張本人だったなんて…😳 小島先生の根深い恨みと、緑さんの複雑な立場、どちらもリアルで胸が苦しくなりました。でも、それだけ陸斗という人間の闇が深いってことですよね。真実が一つずつ紐解かれていく感覚がたまらないです。次も気になります…!
「瀬里香と陸斗君が一緒に出た後、妻の咳止めの薬をクリニックに取りに行った。その時、扉の所に 何か封筒みたいな物が挟まれてあった。何だろうと思ったわたしは薬とその封筒を持って、妻に薬を飲ませた後 1人で部屋に入り、封筒の中の書類を取り出して見たんだよ」
瀬里香、緑、美愛子、徹は 食い入る様にして 勇次郎の話を聞いていた。
「そこには、陸斗君の生い立ちと…帝王病院の消化器外科内で 陸斗君が患者に治療ミスをしたことの隠蔽いんぺいや、カルテの改ざんを施した書面のコピーが同封されていた。封筒の裏には【藤川探偵事務所】の名が記載されてあったが、探偵とはいえ 病院内での実情までは掘り起こせない筈だと思った。あれは…」
「はい。私が作成し、藤川さんに頼んで同封して貰ったものです」
今度は瀬里香と美愛子と徹が、驚いて緑を見た。
「同じ消化器外科の小島先生に、陸斗さんと私の関係を知られてしまってたんです。と同時に、小島先生も 陸斗さんのやったことは気付いていました。実は、私も薄々勘づいていましたが 陸斗さんの不手際は、小島先生がやったことにすり替えられてたんです。小島先生は、陸斗さんから黙秘するよう脅されたと言ってました。不本意でも立場上、呑のむしかなかったと。…このことを知っているのは、小島先生と私しかいなくて。私は黙認するつもりでしたが」
「それなのに、なぜそんなことをしたのかね?」
「交換条件と言うか…院内で陸斗さんと私の関係を黙っている代わりに、この事実を青井家に暴露するよう言われました。恐らく小島先生は、どこかで陸斗さんに恨みを抱いてたのだと思います。躊躇ちゅうちょしましたが 私も、2人の関係が院内に知れ渡るのは どうしても 防ぎたかったので…」
はぁーっと深い溜息をつき、勇次郎は額に手を当て 苦々しい顔でソファの背にもたれた。