まずは軽めのスパークリングワインで乾杯した。
始めは美味しい美味しいと喜んで食べていた阿部の箸があるところでふと、止まった。酒もいくらか回ったのか、赤い顔をしている。突然降って来た沈黙に気になることを聞いてみた。
❤️「どうしたの、今日は」
💚「うん…」
阿部は浮かない顔をしている。
❤️「どうした?話でもある?相談なら乗るから話してごらん」
💚「……誰にも言わない?」
❤️「言わない」
即答すると、阿部の顔がほっと緩む。ワインをもう一口飲み、濡れた唇を赤い舌で拭った。いちいち誘うような官能的な仕草をする。そしてそれに注目している俺も少し酒が回っていたのかもしれない。なぜだかわからないが、今夜の阿部はやたらと色っぽかった。服装も寒がりの阿部にしては珍しく薄手だ。
💚「俺、好きな人がいて」
❤️「うん」
💚「すごく鈍くてね」
❤️「へえ」
💚「今目の前にいるんだけど」
❤️「うん……えっ!?!?!?」
阿部は、俺の間抜けな反応を見て、それがツボにはまったようだ。
腹を抱えて笑い出した。
❤️「…なんだ。冗談か」
しかし、阿部は俺のその一言を聞くと、急に真顔になって唇を重ねてきた。
思ってもみなかった熱い口付けに目を白黒させていると、急に離れて、耳元で言う。
💚「本気だよ?」
そしてその夜、阿部の色香に流されるようにして俺たちは関係を持ってしまった。
コメント
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阿部ちゃん色っぽいから🫣 しょっぴーを忘れないでぇ😱
あらま😳
おおっと〜‼️ ど、どう対処したらいいのか、な? 舘様?どうすんの〜😆