第2話 なんか楽しいんじゃ!
1月1日 お昼休憩(アイラ休憩入ります♪)
(オカ)「大変でしたね、、お相手…」
(アイラ)「高倉様ぁ、私怖かったです~」
(オカ・モモ)「ははは…(笑)」
よいしょ、と
(ジジ)「オカルン~俺、古いお札いっぱいになったから、はけてくる!」
(オカ)「手伝おうか?」
(ジジ)「大丈夫ぃ!すぐそこだから☆」
この札、なんか重く感じる。
これ全部、境内でお焚き上げされるんだな…すごい数…。
ん??なんか、、変な感じ…
うぇ………
気持ち悪い…
ペタ
「ん?」 なんだ?
ペタペタ
「んん?」 お札が身体に吸い付くように…
ペタペタペタペタペタペタペタペタ
(ジジ)「オカルン~~やっぱ助けて!!!!!!!多分ダメなやつ!!!!!!!」
(オカ)「ええっ???!!」
しゅうぅぅぅぅぅ…
(邪視)
身体中に札が貼りつき、怒り狂った邪視が現れた。
(オカ)「まじかーーーー!!!!!!!」
なんで出てきたの!邪視ぃ~!!
今日は大人しくしててくれぇ(涙)
(タボ)「アイラちゃん!ごめん!!
一旦邪視を裏山に連れていくから、休憩前借りさせて欲しいぜぇ~!」
(アイラ)「え?あ?うん!!!ラジャー!」
「んもう、邪視ぃ~みんなの迷惑にならないようにねー!!」
邪視に貼り付いた何百枚の札を、剥がしては捨て、剥がしては捨て…
怒り狂っている邪視がいた。
(タボ)ゴクリ
「やべぇ…怖えぇ…」
あれか、、、前ジジの呪いの家にも札が沢山貼ってあった。邪視は札で抑えられてたなら、、
「苦痛だよなぁ。そりゃダメだ。」
助けないと。
(タボ)「邪視、札ぁ振り払うぜ」
(邪視)「あ”ぁ”?」
(タボ)「掴まれ!…本気出すぜ。」
(邪視)「おぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!タカクラかぁぁぁぁぁあ????」
オカルンは邪視を抱えた状態で、ターボババアの100キロダッシュを決め込んだ。
ダダ
(タボ)
(オカ)「ふぇあ!!っはぁ、はぁ、はぁ、ハァァア…」づがれ”た”ぁ”ぁ”あ”~!
札のやつ、なかなかしぶとくて、全部剥がれるのに30分近く走りつづけた。
(オカ)「じゃしぃ、、ハァ、ハァ、ハァ~////お札、全部、、、取れた?」
(邪視)「おぅ!おぅ!おぉ~!!!!!取れたぞ!タカクラ!!なんだあれは!!
あんなに早く走ることができるのか?おまえは!!」 うぎゃ~~♡
(オカ)「最初から嫌だったんだよね?お札。ハァ、ハァ…
もっと、、もっと早く代わってあげたらよかった……ごめんね。」
「……」
ギュウウウゥ♡
(邪視)「好きじゃぁ!」
(オカ)「うぎゃぁぁぁあ!いたい!痛いよ!!
ちから加減~!!ぎゃ~!」
(邪視)「おまえもアイラも優しいから、好きじゃ!」
チュ♡
邪視はオカルンにキスをした。
(オカ)「な、なんでキスは優しいの!!////」
小鳥みたいな優しいキス/////
初詣どころじゃないよ。
第3話につづく
コメント
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邪視の子供みたいな性格もいい!