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続けてほしい…
続けてほしい!
続けてほしいー
私は今、暗闇の中に1人彷徨っている。
自分が目を瞑っているか分からないぐらい真っ暗だ。
左と右と感覚もあやふや。
…○…!!…○○……っ!!…い…!!
誰かが私の事を呼吸を荒くして呼んでいる。
私はその声を辿るように暗闇の中彷徨い続ける。
○○「は…っ…!!」
ファミル「○○嬢…!!」
○○「あれ…?ファミール…?ここ…」
ロイ「ここは医務室です…!それより体調の方は…!?」
確か私は愛乃嬢と遊んで自分の部屋で…
《回想》
○○「今日楽しかったなぁ…また今度遊びたいなぁ…」
愛乃嬢…やっぱさすがヒロインだね…
優しかったな…
○○「そういや花って美味しい花もあるらしいんだっけな…」
前の世界で、おじいちゃんが言ってたなぁ
あ、この花も食べれるのかな?
どんな味がするんだろう……
花びら少しだけかじってみようかなぁ
その時私は、何故か無性におつまみ程度に花びらをかじりたくなった。
○○「少しだけ…ぱくっ…」
花びらの先っちょをかじってみる。
○○「ん〜!いけるね〜!」
花びらの味は少し薄いがほんの少し甘みがあった。
コンコン🚪
すると部屋のドアに2回ノックを叩く音がした。
○○「ん?誰?」
ファミル「ファミールでございます。少々伺いたい事がありまして部屋に入っても…?」
ドア越しにファミールは私に聞く。
○○「なるほど〜いいよ〜」
それを聞いた私は軽く返事をした。
ガチャ🚪
ファミル「失礼します。こちらについてきてほしいのですがよろしいでしょうか?」
○○「分かった、今そっちに行くね」
私は立ち上がり、ファミールの方に向かおうと足を動かす。
すると、足は言うことを聞かなくなり、視界がぼやけた。
ファミル「お嬢様…?お嬢様…!!」
それからの記憶は途切れている_。
ファミル「○○嬢…体調の方は大丈夫ですか…!?」
○○「う、うん…大丈夫だよ…」
なんでいきなり倒れてしまったんだ…?
ちょっと無理して動きすぎたかな…
ロイ「…う…や…」
○○「…?どした?」
ロイ「うそや…!」
ロイ君は怒鳴り、声を上げて険しい顔で私の方を見た。
ロイ「俺達は知ってるんや…!!愛乃嬢になんかされたんやろ…!?なぁ…!!」
○○「え…」
ロイ君は私の肩を掴んで怒鳴りあげる。
ファミル「ちょ…!!ロイさん…!!落ち着きましょう…!」
慌ててファミールが息遣いが荒くなっているロイ君を私から引き剥がす。
それより何で愛乃嬢の事が出てきたんだ…
もしかして今日内緒で愛乃嬢と遊んだのバレた…?
そう思った私はふとロイ君の好感度表示を見た。
○○「…はっ…?」
するとそこには_、
[好感度→⚠️99⚠️]
と表示されていた
○○「なんで…?」
ファミル「○○嬢やっぱ具合悪いですか!?顔色が悪いですよ…!!」
────第20話────
どうも作者の律です。
一応、「続けてほしい」との声が何名があったので20話書きました。
でもまだ消すか迷っている途中…
皆どう思う〜?
続ける声(コメント)が多かったら続ける()
だいたい10以上ぐらい…?かな