テラーノベル
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みあが幼稚園の年長さんになった。 一番上の学年になったことで、みあの「清楚プロデュース」はさらにエスカレート。 「年長さんは、下の学年の子たちの見本にならんといかんっちゃん。……清楚な!」 そう言って、毎朝の黒髪ゆるふわツインテに命をかけとる。
ある日の放課後。ウチ(小1)が文くん(小1)と公園で遊んどったら、幼稚園帰りのみあと、はつちゃん&あおの3歳コンビが合流してきた。
みあは文くんを見るなり、シュタッと清楚な立ち振る舞いにチェンジ。 「ふみぃ、おつかれさま。今日も小学校、清楚に頑張った?」 文くんは「あはは、普通に頑張ったよ」って笑いよるけど、その横で3歳コンビが爆発!
「ふー! おちゅー! あげ〜⤴✌️」 「あおたん、ぴーしゅ! まじ、とーとい!✨」 はつちゃんとあおが、文くんの周りで「ギャル語」を連発しながらダンスし始めたと。
「ちょっと二人とも! 文くんの前では清楚にするって約束したやろ!?」 焦るみあやけど、はつちゃんに「みあねぇ、かたーい! ぴーしゅだよ!✌️」って言われて、ツインテールの先っぽを引っ張られよるw
ウチは文くんと一緒にベンチに座って、そのカオスを見守っとった。 「文くん、おつー。みあも大変やね、清楚守るのに必死で」 「まきちゃんも大変だね。でも、みんな可愛くていいじゃん」
文くんがウチの方を見てニコッて笑った瞬間、ウチの心臓がちょっと跳ねた。 ……あ、これ、みあに見つかったら「まきねぇだけズルい!」って怒られるやつばいw
幼稚園のお迎えの時間。ウチ(小1)と文くん(小1)は、一緒に妹たちの教室へ向かった。 そこで目にしたのは、年中さんのみあ(5歳)が一人で「清楚な座り方」の練習をしとる横で、園庭の隅に集まるあお(3歳)とはつちゃん(3歳)の姿。
二人は砂場に座り込んで、真剣な顔で話しよった。
「はっちゃん、きょーの、おやつ、なに?」 「あおたん、はちゅね、ぐみー。まじ、あげ〜⤴✨」 「ぐみ、とーとい!! ぴーしゅ!!✌️」
……三歳児の会話とは思えん語彙力が炸裂しよる。 文くんが「はつー、帰るよー」って声をかけると、二人は同時に振り返って、短い指でビシッとピースを決めた。
「ふー! おちゅー! あげ〜⤴✌️」 「文くん、おちゅー! まじ、おちゅー!✌️」
はつちゃんまで、あおの影響で「おつー」を使いこなし始めとる。 しかも、あおははつちゃんから教わった「あげ〜⤴」をミックスさせて、もはや「社畜ギャル」っていう新ジャンルを確立しとった。
みあが慌てて駆け寄ってきて、 「ちょっとぉ! はつちゃんもあおも、そんな清楚じゃない言葉使ったらダメったい!」 って注意するけど、二人は「みあねぇ、おちゅー! あげ〜⤴」って攻撃して、みあの清楚バリアを粉砕。
ウチと文くんは、その光景を見ながらランドセルを揺らして笑うしかなかった。 「文くん、ウチらの妹たち、最強のコンビになっちゃったねw」 「あはは。まきちゃん、これ毎日賑やかになりそうだね」
3歳児たちの「あげ〜⤴」が響き渡る幼稚園。 ウチと文くんの平和な放課後は、早くもギャル色に染まりよるとよ。
ある日の放課後。 ウチ(小1)と文くん(小1)は、公園のベンチで一緒に宿題のプリントをしよったと。 今日はみあ(5歳)が幼稚園の延長保育の日やけん、二人きりで静かに過ごせる絶好のチャンス!
「文くん、ここの計算、難しいね」 「本当だね、まきちゃん。……あ、ここね、こうやって――」
文くんがウチのノートを覗き込んで、ちょっとだけ顔が近づいたその時! 「……みーつけたっ!!」 背後の茂みから、聞き覚えのある「ちびっこギャル」たちの声が!!
「ふみぃ! まきたん! デート!? マジ尊いんだけど!!✌️✨」 現れたのは、幼稚園が早めに終わったお母さんたちに連れてこられたはつちゃん(3歳)とあお(3歳)。 二人は短い指でこれでもかってくらいピースを作りながら、ウチらの間に割り込んできたと。
「はっちゃん、あお! 宿題しよるだけっちゃもん!」 ウチが顔を真っ赤にして反論しても、あおは動じんと。 「まきたん、かたーい! おべんきょー、おちゅー! あげ〜⤴✌️」 「ふみぃ、あおたんと、ちゅなば(砂場)いこー! ぴーしゅ!!✨」
文くんは「あはは、そうだね。まきちゃん、宿題は後にして、みんなで遊ぼうか」って、速攻ではつちゃんに手を引かれよるw
そこに、遅れてやってきたみあ(5歳)が息を切らして登場。 「ちょっと二人とも! 清楚なみあを置いて、文くんと遊ぼうなんて100年早いたい!!」
結局、ウチと文くんの「静かな放課後」は、5歳1人と3歳2人の「あげ〜⤴」コールに完全に飲み込まれたとよ……。 ウチは、文くんとはつちゃんが砂場で山を作っとるのを横目で見ながら、「……おつー、ウチ」って心の中で呟いたばい。
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