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-———————————————————-⚠️注意事項・この物語内では実在する人物の名前をそのまま使っています。
・この物語はフィクションです。
・花魁パロディな為センシティブシーンがあります。苦手な方は閲覧をお控えください。
・舘様受けです。苦手な方は閲覧をお控えください。(2度目)
・他キャラもでます。
第3話 とめどない恋心
その口付けは、酒のせいで少しばかり甘かった。身体が火照って、正常な思考なんて出来るわけが無かった。離して欲しいはずなのに、離したくないと自分の心が言っていた。
亮平「翔太様…///私…貴方を一目見た時からお慕いしておりました…。」
酒のせいか分からないが、顔が赤くなっ亮平を見て俺の理性は限界寸前だった。
亮平「翔太様は、涼太花魁がいいと言うお気持ちは重々承知しております。ですが…私は、それでも貴方様の事を…ずっと…」
そうだ、俺には涼太花魁がいる。でも…涼太花魁からは、俺って一体どう見えているんだ?ただの客…?まだ一度しか会っていない俺の事を好きでいてくれている保証なんて無いに等しい。けれど…今目の前にいる亮平は、俺の事を慕ってくれている…。俺はそんな考えを張り巡らせていた。しかし…
翔太「……すまない亮平さん。やっぱり俺は…涼太花魁の事を考えたらこれは間違っていると思う。」
俺はそう言って俺の隣に座っていた亮平の手を優しく離した。
亮平「…左様でございますか……」
翔太「すまないが、今日は帰らせてもらうよ。亮平さん。素敵な時間をありがとうございました。」
亮平「いえ…!こちらこそありがとうございました。また是非…」
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一瞬だけ亮平side
亮平「…………また、盗られた。」
この間、見た時から良いと思っていた殿方だった、翔太様。けれどまた…涼太花魁の客になってしまった。涼太花魁の凄さはじゅうぶん知っている。けれど…こう何度も自身の客にしたい殿方を盗られ続けたら、腹もたってしまう。
亮平「………これなら…♡」
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涼太side
涼太「辰さん、今戻りました。」
辰さん「お、おかえりなさい!涼太花魁、今回のお客様はどうだった?」
涼太「あの方、出禁にして下さらないかしら。私、まだ1度しか買われていないのに…必要以上に迫られて…」
辰さん「おお…それは大変だったな、ところで…今日翔太様が、涼太花魁を買いたいと言って来てくださっていたぞ?」
涼太「翔太様…ですか?もし今度来た時、謝らないと…」
辰さん「代わりに亮平に御相手をして貰ってな…お礼を伝えに言った方が良いんじゃないかな?」
涼太「分かりました。すぐにでも伺います。」
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涼太「亮平?おられますか?」
亮平「あ、涼太花魁。ご無沙汰しております。」
涼太「翔太様の御相手、ありがとう。どうでした…?」
亮平「翔太様…大変積極的な方でございました。首に跡まで付けられてしまい…///」
涼太「……へ?」
亮平「もうダメと言ったのに…2回…3回と始めるものですからそれはとても…///」
涼太「そ…そうだったのですか?」
なんだろう…どうしてこんなにも、もやもやとしてしまうんだろう…。自分は花魁。簡単に恋出来る立場ではない。もちろん、自分の好みの客だけを連れてくる事は出来るけれど…辰さんに迷惑をかけたくないから、極力色々なお客様と接する様にはしている。けれど、翔太様だけは…
亮平「涼太花魁…?」
涼太「あっ……それでは私は部屋に戻りますね。明日の準備もしなきゃですし……」
そう言って私は部屋にいそいそと戻って行った。準備なんてただの言い訳。だって…たかが客に泣きそうになってるなんて…絶対に言えないから。
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翔太「ついに……ついにこの日が来た。」
俺は妓楼の前で着物を整え、髪も整えた。いよいよ…涼太花魁に会える。そこで、俺の思いを伝える。絶対に。
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翔太「涼太花魁っ!」
俺は勢いよく部屋の襖を開けた。すると涼太花魁は俺の方を向いて挨拶をしてくれた。
涼太「翔太様、お待ちしておりました。」
涼太花魁がそう言ってくれたことがとても嬉しくて、思わず顔が綻んでしまった。しかし、涼太花魁はどこか、不安そうな表情をしていた。何か別の事を考えている様子だった。
翔太「涼太花魁?」
涼太「……翔太様。少し…お尋ねしたい事がありまして…」
翔太「なっ…なんでも聞いてくださいっ!」
俺は反射的にそう言ってしまった。涼太花魁は俺を一瞬見たが、その後すぐに目を逸らした。そして、再び口を開いた。
涼太「…亮平との営みは、楽しかったですか…?」
何を言っているんだろう。営み?確かに強引に口付けはされたが、俺はきちんと断ったはず。もしかして、何か誤解をしているのだろうか。
翔太「あの、涼太花魁。俺は亮平さんとは特に何もしておりませんよ?」
涼太「っ…本当ですか……?」
翔太「はい。もしかしたら、亮平さんが少し勘違いしてしまったのかもしれませんね。」
涼太「……そうですか…。なら良いのですが……」
涼太花魁はほっと胸を撫で下ろしていた。可愛らしいところがあるんだなと、俺は更に涼太花魁が好きになってしまった。だからこそ、聞かないといけない。いや、言わないといけない。
翔太「涼太花魁…」
俺は涼太花魁の目の前に行き、手を握った。涼太花魁はいきなりの事で驚いている様子だった。しかし関係ない。恋なんて…言うまではずっと一方通行なのだから。
翔太「涼太花魁。俺は、貴方を身請けしたいと考えております。」
涼太「え…?私…を……?///」
翔太「はい、貴方を一目見たあの日から…私の気持ちは変わりませんでした。涼太花魁、俺に身請けされてくれませんか…?」
涼太「……はい///」
翔太「……!っしゃぁっ!やった…!」
俺は喜びのあまり涼太花魁を抱き締めてしまった。不可抗力だ。仕方がないだろう!?
涼太「翔太様…苦しいでございます。」
翔太「あ、申し訳ない…。」
涼太「いえ…あの、本日は翌日までいらっしゃるのですよね……?」
翔太「そのつもりです。」
涼太「でしたら……と…///」
翔太「と?」
涼太「床入り……しましょう…?///」
第3話 END
次回めちゃくちゃセンシティブなのでご注意を!
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