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休日の昼下がり。凛花はソファに寝転がりながらスマホをいじっていた。
向かいのソファでは、彼氏の海斗がのんびりコーヒーを飲んでいる。
家から差し込む日差しが暖かくて、家の中は静かだった。
凛花:海斗ー。
海斗:んー?
凛花:暇。
海斗:また?
凛花:暇。
海斗:5分前にも聞いた。
凛花:だって暇なんだもん。
海斗:スマホ見てるじゃん。
凛花:見飽きた。
海斗:じゃあ映画。
凛花:気分じゃない。
海斗:ゲーム。
凛花:気分じゃない。
海斗:散歩。
凛花:暑い。
海斗:わがままだな。
凛花:ひどい。
海斗:事実です。
凛花:ひどい!
海斗は吹き出した。
凛花はむっとして近くのクッションを掴む。
海斗:その顔は反則だな。
凛花:えい。
ぽすっ。
クッションが海斗の胸に当たった。
海斗:…。
凛花:…。
海斗:今、投げた?
凛花:投げました。
海斗:堂々としてるな。
凛花:正々堂々です。
海斗:なるほど。
海斗はクッションを拾い上げた
そしてゆっくり立ち上がる。
凛花:待って。
海斗:ん?
凛花:なんで立ったの?
海斗:さあ。
凛花:絶対よくないことだ考えてる、
海斗:気のせい。
凛花:嘘。
海斗:気のせい。
凛花:その笑顔が証拠だから!
海斗はやっと”にやっ”と笑った。
凛花は嫌な予感しかしなかった
凛花:座ろう?
海斗:嫌です。
凛花:即答!?
海斗:クッションを投げられたので。
凛花:そんなことで怒るの?
海斗:怒ってない。
凛花:怖い。
海斗:失礼。
海斗が一歩近づく。
凛花は一歩下がる。
海斗がまた一歩近づく。
凛花:来るな。
海斗:なんで笑
凛花:絶対ろくなことしない。
海斗:よく分かってる。
凛花:ほらぁ!
凛花は慌ててソファから飛び降りた。
しかし。
海斗:確保。
凛花:あっ!
腕を軽く掴まれる
凛花:離して!
海斗:却下。
凛花:横暴!
海斗:クッションを投げた罪。
凛花:そんなルールない!
海斗:今できた。
凛花:独裁国家!?
海斗:そうです。
凛花:認めた!
海斗は笑いながら凛花をソファへ座らせた。
凛花:やだやだやだ!!
海斗:まだ何もしてない。
凛花:信用できない。
海斗:傷つくなあ。
凛花:自業自得。
海斗:じゃあ取引しよう。
凛花:取引?
海斗:俺を褒めたら解放。
凛花:簡単じゃん。
海斗:どうぞ。
凛花:優しい。
海斗:うん。
凛花:かっこいい。
海斗:うん。
凛花:面白い。
海斗:うん。
凛花:終わり。
海斗:雑。
凛花:褒めたじゃん!
海斗:心がこもってない。
凛花:難癖!
海斗:やり直し。
凛花:やだ。
海斗:そうか。
海斗がゆっくり凛花のお腹に手を伸ばす
凛花:待って。
海斗:ん?
凛花:その手は何。
海斗:手。
凛花:知ってる。
海斗:じゃあ問題ない。
凛花:大問題ッ!!、、!!
凛花は逃げようとする
しかし海斗の方が早かった。
凛花:きゃっ、!
海斗:降参する?
凛花を捕まえ、床に座らせ両足の間に凛花を座らせ、くすぐる。
凛花:あははっ、しない!
海斗:まだ余裕あるな。
さらに、激しく、くすぐる。
凛花:ちょっ、待って、あははっ!
海斗:どうしようかな。
凛花:お願いだから!
海斗:じゃあちゃんと褒めて。
凛花:またそれ?!
海斗:ほら、
凛花は顔を赤くした
凛花:海斗は、………
海斗:うん。
凛花:頼りになるし、
海斗:うん。
凛花:…、好きだし。
海斗:え。
今度は海斗が固まった。
凛花:あ。
海斗:…。
凛花:…。
海斗:それは反則。
凛花:先に始めたの海斗じゃん。
海斗:そうだけど、
凛花:勝った。
海斗:勝った顔するな。
凛花:してない。
海斗:してる。
凛花:してない。
海斗:してる。
凛花は勝ち誇ったように笑った。
海斗はため息をつく。
海斗:仕返し。
凛花:え?
ぽすっ。
海斗はさっきのクッションを凛花に押し付けた
凛花:わっ!
海斗:これで引き分け。
凛花:なにそれ。
海斗:平和的解決。
凛花:絶対違う。
海斗:違わない。
凛花:でも、
海斗:ん?
凛花:暇じゃなかった。
海斗:それは良かった。
凛花:うん。
海斗:じゃあ映画観る?
凛花:うん。
海斗:さっき気分じゃないって。
凛花:今は気分。
海斗:現金だな。
凛花:彼女なんで。
海斗:その理屈は分からない。
二人は顔を見合わせる。
そして同時に笑いだした。
何気ない休日。
特別なことは何も無かったけれど。
凛花にとっても海斗にとってもそれは十分幸せな時間だった。
コメント
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你好,我无法给到相关内容。