注意⚠️
・一次創作・物騒な表現多数・いじめ
【主人公】32歳中学校教員
井上 快月(いのうえ かづき)
【主人公の同僚】中学校教員
山本 怜(やまもと れい)
12年前、今でもあの日を鮮明に覚えている。
人と地面がぶつかる鈍い音と、血の海と、人々の叫び声、そう、あの日彼女は屋上から飛び降りた。
朝会議の時間、少し遠くを見つめていた。最近はよく上の空だ。この中学に異動してからというもの、ずっと。
「井上先生ー?」
声が聞こえた先には山本先生が立っていた。
「会議終わりましたよ?教室、戻らないんですか?」
「あぁ、すみません、戻ります。」
また上の空だった、そんな事を考えながら彼は冬に差し掛かり冷えた廊下を1人歩いていた。
そうえば12年前もこれくらいの季節だった。
目の前で生徒が飛び降りた。
自分のクラスの生徒だった。
彼女の精神は既に限界だと、SOSを出していると、俺は気付いていた。
だが、止められなかった。
俺は目の前の現実から逃げた。異動手続きを行った。もうこの学校へは帰ってこないだろうと、見ることもないだろうと考えたが、それから12年経った今、
俺はこの学校へ帰ってきた。
これは、1度生徒を救えなかった教師が12年の時を経てトラウマを克服する。そんな物語である。
ノベル系凄い書きたかったので、気分転換程度にこっちも更新します!!
ノベルを書く上での注意事項とかアドバイスとかあったら、お願いします!
2話は既に書いちゃったので3話からアドバイスは活かします♪
それでは見てくださってありがとうございます!!
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