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#衝撃のラスト
山根利広
506
#バイオハザード
SOMAMON7A
159
にょーん
250
コメント
1件
うわっ、このエピソードめっちゃ深いわ……!「曖昧を扱う者」って伝承が数億年前からあったっていうのがまず熱すぎる。黒のランの能力が偶然じゃなくて、もっと大きな流れの一部かもしれないって思うと、今後の展開が気になりすぎる。「英雄か悪魔か人間か」って問いかけもクるね。古流斬さんの設定の広がり方、毎回シビれるわ🔥
短編「忘れられた伝承」
地獄・閻魔の執務室。
閻魔と鬼は、一冊の古い書物を見つめていた。
それは地獄最古の書庫から見つかった、誰にも読まれていなかった文献だった。
鬼がページをめくる。
「閻魔様……。」
「これを見てください。」
閻魔は書物を受け取り、静かに目を通す。
すると、その表情が変わった。
「……まさか。」
そこには、数億年前の伝承が記されていた。
『曖昧を扱う者は、世界の理を超える。』
『その者は英雄にもなれる。』
『悪魔にもなれる。』
『神にすら到達する可能性を秘める。』
鬼は息をのむ。
「こんな伝承……。」
「聞いたことがありません。」
閻魔は静かに本を閉じた。
「無理もない。」
「数億年前の記録じゃ。」
「神々ですら代替わりを繰り返し、この伝承は忘れ去られた。」
鬼は考え込む。
「ということは……。」
「古流斬は。」
閻魔はゆっくり頷く。
「まだ分からん。」
「じゃが、曖昧という能力が最初から存在していたのなら、あやつだけが特別ではなかったことになる。」
鬼はさらに尋ねる。
「ですが、なぜ今になって現れたのでしょう。」
閻魔は窓の外を見つめる。
「それは分からん。」
「数億年ぶりに現れた偶然か。」
「あるいは必然か。」
「だが一つだけ確かなことがある。」
鬼も静かに頷く。
「古流斬……いや、黒のラン。」
閻魔は苦笑する。
「世界中の者が、あやつは何者なのかと考えておる。」
「英雄か。」
「悪魔か。」
「それとも、人間か。」
「……答えを知る者は、誰もおらん。」
執務室には静かな沈黙が流れる。
忘れられていた数億年前の伝承。
その内容は、まるで黒のランという存在を予言していたかのようだった。