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ー卒業式1週間前ー
バチッ
(あ、………)
まただ。また山中さんと目が合った。
この前の出来事から、俺は授業によって山中さんを探すようになってしまった。
まぁ移動教室だけだけど。教室では見にくいから相変わらず斜め後ろからomrさんを眺めております。いけめん。
『起立、礼ー』
あれ、いつの間にか授業終わってた。
卒業式の練習。俺はあれから毎回山中さんと話すように………なる予定だった。
俺と山中さんは出席番号が隣の隣同士。だから間に誰かもう1人居るということ。
その人が厄介なんだよな……その人は陽キャだから山中さんに話しかけて話している。
そして最近知ったのだが、山中さんは高嶺の華的な存在らしい。
俺はomrさんにしか興味がなかったから知らなかったが、そんな凄い人だったとは。
次の日。俺は次の時間が移動教室で移動している時だった。
前からはomrさんとその友達が前から歩いてきていて、俺は不思議に思っていた。
なんで逆方向に……?
忘れ物でもしたのだろうか。
そう考えていると、俺の後ろから全速力で走ってくる人がいた。
危なすぎだろ。
そう思いながらも静かにomrさんのことを目で追う。
そしてomrさんは避けようとしていたが、ギリギリ間に合わなくて肩がぶつかっていた。
omrさんはよろけてまさかの此方へと倒れてきた。
「ぇっ……、」
俺はいきなりで焦る。
取り敢えず心配するべきだよな……?
「だ、大丈夫……?」
「…むり。保健室連れて行って」
「……え、?」
そんな大げさな怪我はしてないはず……、
……まぁ、2人きりになれるチャンスだしいっか。
俺はomrさんの隣にいた人に授業が遅れることを伝えてほしいとお願いしてからomrさんをおんぶして保健室へと足を動かした。
ガラガラッ
「失礼しまーす……」
「……あれ、」
保健室へ来てみるも、タイミングが悪く先生は不在だった。
そして、机には張り紙がしてあった。
先生のお子さんが熱を出して早退したため帰るという。
俺は取り敢えずomrさんをソファに座らせて幾つか質問をする。
「どっか怪我した?」
「………足」
「捻挫?」
「違う」
「骨折?」
「んな訳あるか」
「笑笑」
こうしてomrさんと2人きりで沢山話せているという事実に胸が高鳴る。
さっきのおんぶの時も、実は俺の心臓の音が聞こえてしまっていたのではないかと心配になる。
「ん〜じゃあ湿布でいっか」
俺は棚からガサゴソと湿布を取り出してきて、omrさんの足へと貼る。
人の足、ましてや好きな人の足を触るとか緊張するに決まっている。
俺は若干手をプルプル震えさせながらも湿布を貼ることに成功した。
「よし、おわり!」
俺は立ち上がってそのままゴミを捨てに行こうたしたときーー
グイッ
「わッ、 」
チュッ
「は、」
「…笑」
omrさんが俺のことをいきなり引っ張ってきて、俺とomrさんの唇が重なってしまった。
「ちょ、なにしてんのっ、!////」
「照れすぎでしょ笑 ま、湿布ありがとね。先行ってるわ」
ガラガラッ……バタンっ
omrさんは保健室から姿を消して、保健室には俺1人だけ取り残されてしまった。
というか………
「なにいまの…………//」
好きな人と2人きりになるだけでも凄いのに、ましてやキスとか………付き合ってないよ?
しかもこれがファーストキスだなんて。
俺は前世で徳積み過ぎてたんじゃないかと思ってしまう。
「あつ……//」
ずっと緊張や恥ずかしさで顔が赤かったからかもの凄く今暑い。
俺は適当に保冷剤的なのを取って頭へと当てる。
こりゃしばらく教室に帰れなさそうだな……
あとomrさんとはどうやって接したらいいの……!!
頭を授業の時よりもフル回転させて俺は考えた。
何かやっぱ変だな
前回もいいねありがとうございます😙✨
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コメント
10件
は、え、お二人さん可愛すぎな?若井さん照れてちゃってんのかわい🫵🏻🩷
えへへ(?)
The純粋って感じで可愛いな若