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このまま本編行っちゃいましょう…!
H「ちっ…クソガキが…✖︎してやる!」
Y「……(おっと、けっこーピンチだぜ…)」
その時、バンっ!と扉の壊れる音がした
H「!?」
Y「ひゅ〜、“兄貴“やる〜…」
M「そこまでですよ、流浪颯斗さん……」
H「…は、?な、なんでここg、いでででで!」
M「千ト、左手の縄を解いてあげてください、」
S「うん…!左手くん…!大丈夫…!?💦」
Y「へ〜き、(ま、さっき煽りすぎて✖︎されるとこだったけど、)」
H「……くそっ…!」
M「……ふぅ、これで完了ですね…」
Y「いや〜、助かったぜ千ト〜兄貴、」
M「全く……だからあれほどしくじるなと…」
Y「お説教は後にしてくれよ…それより、こいつ(颯斗)どーすんの?」
M「ここは千トに任せましょう、どうしますか?」
S「もちろん、まずは種明かしの時間からだよ、」
S「まず僕が気になったのは、どうして雫奏として僕たちに近づいてきたのか、」
Y「それは、俺と兄貴に恨み持ってるからじゃねーの?」
M「確かに、依頼要件は妬み、でしたね」
H「ちっ……そこまでバレてたのかよ…」
S「……えぇ、全て知っています、あなたのことは、」
H「…はっ、そこまで自信があるなら聞かせてもらおうか、」
S「あなたは数年前に起きた事件で家族全員✖︎されてしまった、警察は「事故死」と言っていたそうですが、あなたはそれに納得がいかなかった、だから裏社会の情報屋で働いた、そうですね?」
H「………」
S「そしてその後、家族を✖︎した犯人は見つかった…」
M「それが、私たちの父親だった、と、?」
S「うん、それであなたは1年前に名前と姿を変えてネストで働き始めた、星喰さんに近づくために…」
M「ですが、霧兄弟が✖︎したことによって、あなたのしたことは無駄になった、」
S「そんなことはないよ、右手くん、だってこの事件にはあるもう1人の人物が関わっていたんだから、」
M「……まさか、」
S「そう、✖︎された水瀬さんだ、水瀬さんは星喰さんとグルだったんだ、」
H「…」
S「それを知った颯斗さんは、水瀬さんに近づき、相手に信頼関係を持たせようとした、」
M「…それで、彼のことをあの密室の部屋に追い込み、問い詰め…✖︎したと、」
S「これで僕の種明かしは終わりです、どうですか?」
H「…やっぱ、ネストの探偵ってすげーんだな、」
Y「俺がこいつから聞いた話とぜーんぶ一致してるぜ、さすが千ト」
S「…なぜこんなことを?」
H「……俺から何もかも奪っていった星喰と水瀬が許せなかった…!!』
S「……」
H「だから、水瀬を✖︎した後…お前ら星喰兄弟も一緒に✖︎して、俺はそれで死のうとした…だって、もうこんな世界に生きていたって意味はない、」
M「………」
H「楽しいことも何一つない…なのに、お前らみたいにヘラヘラしながら生きてる奴がいるのが一番腹が立った…! 」
Y「……(ヘラヘラ、ね、)」
H「…もう、何をしたって無駄だし、警察でもなんでも呼べば?」
M「そんなの、もうとっくにしていますよ、」
少しの間、沈黙が流れる
Y「なぁ、流浪、少し昔話してやるよ、」
H「……は?」
M「……左手、」
Y「まーいいじゃんか、どうせ、もう会うことはないだろうしな、」
H「…ガキが、俺に説教でもするつもりか?」
Y「んなことしねーよ、」
S「……(左手くん…手が…ほんの少しだけ震えてる…)」
Y「……俺と兄貴、親父に捨てられたんだ、」
H「…!?」
Y「ついでに、虐待も受けてた、」
H「……」
Y「あんときは地獄だったぜ〜、なぁ?兄貴、」
M「……思い出させないでください、」
Y「だから、捨てられるちょっと前に俺と兄貴で病院送りにしてやったんだぜ?」
H「……それがなんだよ、」
Y「まだわかんねぇの?俺が言いたいのは俺も兄貴もお前と同じように親父のこと恨んでたってわけ、」
H「……」
Y「だけど、俺も兄貴も人を✖︎すことはしなかった、まぁ、✖︎しそうにはなったがな」
H「…お前ら、ほんとにただのガキじゃなさそうだな、」
Y「さーな、」
M「…さて、そろそろ警察の方が来ます、千ト、左手行きますよ、」
S「わ、ま、待ってよ!右手くん!」
H「…ほら、仲間の元に行ってこいよ、」
Y「んじゃあ、最後に一つだけ、」
H「はぁ?」
Y「お前が水瀬からもらったブレスレッド、あるだろ?」
H「…それがなんだよ、」
Y「赤、白、黒、だったな?その3色の意味、わかるか?」
H「……」
Y「赤は、『危険』を表す、まぁ、他の意味もあるけどな、黒は『不安』、白は『死』を表している、」
H「…白って、『純粋』とかって意味じゃ…」
Y「あいつの国籍を調べたら中国人だったぜ、中国の文化や思想では白は『死』を表しているからな、」
H「……」
Y「もしかしたら、お前に✖︎されることがわかってたのかもしれない、それかお前に妬みを持っていたのかもな、まぁ、これはあくまで俺の推測だけどな、」
H「……!!」
Y「んじゃ、頑張れよ、流浪颯斗さん…」
H「……(あいつらも、俺と近い境遇にいたんだな…)」
M「はぁ…遅いですよ、左手…何をしていたんですか…」
Y「別に〜、なんでもいいだろ〜、」
S「とりあえず…この事件が解決してよかったね…!」
Y「そーだな、(これであいつも、少しは生きる気になったか?)」
S「……2人とも!帰ったら久しぶりに3人でお風呂入らない?』
M Y「え、\は、?」
S「…ほ、ほら…2人とも…すっごく頑張ってくれたし…辛い思い、させちゃったから…」
M「……(千トなりに気遣ってくれている…)」
Y「だけどよ〜、15の奴が一緒に風呂入るとk……」
S「…だめ…?今日だけでいいから…」
Y「……はぁ〜…今日だけな…兄貴もいいよな?」
M「えぇ…千トの願いならば…」
S「やった〜!✨」
Y「ったく、周りから見たら俺たちの方が千トより年上に見られそうだぜ…」
M「ふふ、全くです、」
S「それ酷いよ〜!」
Y「……(だけど…前回と今回の事件で心が結構やられたな…)」
M「左手、行きますよ?」
Y「……おう、」
ここまで見てくださりありがとうございました…!
NEXT…♡200〜