コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
どうも。転んでしまい、顔を上げると、訳のわからない場所になってました。水澄です。
え!?どうゆうこと!?さっきまで木でできた家が並んでいたのに、色々な色の家や、たっかーーい家があるんだけど!?ホント、どーなってるの?
「ねぇ、大丈夫?」
「ふえ!?」
変な声が出た。急に声を掛けられたからだけど…。ってか誰?なんで?━あ、座ってた。地面に。一回立とう。
「大丈夫?」
二回目。そーいや地面が固かったな~。いやいや、違う。そこじゃない。大丈夫か聞かれてたんだった。私は答える。
「えっと…はっきり言って、大丈夫じゃない…です。まず、あなたは誰ですか?」
「私は久実。君は?」
「私は、水澄。よろしくお願いします。久実さん。」
「よろしく~。あと、久実でいいよ。敬語、使わなくても良いよ。」
「うん。」
「それで、どうして座ってたの?」
「えっと……私、気づいたらここにいて…。座ってたのは、困惑してたからで…。」
「ごめん。どういうこと?詳しく話してほしいな。」
少し話した。それだけで、彼女は、
「えっと、多分、タイムスリップってヤツだと思う。」
「タイムスリップ?」
「時間移動。説明すると、水澄がいた時間、いや、時代から、私たちの時代に移動したってこと。」
え、待って、頭が追いつかない。タイムスリップ?あり得ない話だ。でも、実際、私の身に起こったことだし…。
「それで、これからどうするの?」
「どうすれば良いんだろう。」
「そりゃそうか。それじゃあさ、私の家に来る?」
「え!?良いの!?」
少し歩いたところに、彼女の家があった。家に入る。
「ただいまー!」
「おじゃまします…。」
彼女の母親らしい人が来た。
「お帰りなさい。その子はお友達?」
「こんにちは…水澄です。」
「タイムスリップしたらしい。」
「え?」
詳細が分かると、彼女の母(以下━義母)は、
「そんなことが…‥」
って。
「それで、この時代のこと何も知らないらしいから、家に住ませられないかな?」
「そうね、…‥大丈夫よ。」
「良かった…。」
安心。これで生活には困らない、と思う。家の中に入る。…と、そこには、四角くて薄いのに、光ってて、音が出ているものが!?
「え!?何これ!?」
「え、待って、テレビも知らないの?本当にいつから来たのさ。」
「テレビっていうんだ。こんなものが、あるなんて…。」
見渡すと、私の知らないものがたくさんあった。
本当に、わからないことだらけだ。