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二人は奥方の妻に聞き込みに行った。
「すみません警部との出会いについて知りたくて。」
「どうぞお入りください。」妻は二人を家に上がらせた。
「奥様が売春された時警部が保護しお互い惹かれあったと聞きました。」妻は静かに頷いた。
「はい私は17の頃に売られました。」
「ではその時に警部と出会ったのですね。」妻は悟の尋問を聞いて頷いた。
「主人は私にコートを渡してくれたんです。」
「それでお互い惹かれあったと。」二人は聞き込みを終え家を出た。
「警部は当時25歳でしたよね。」
「奥さんがもし当時17なら相当アウトだな。」幸村は鼻で笑いながら「時代が時代ですからね。」と言ってタバコに火をつけた。
「署に戻って書類見るぞ。」二人は署に戻り百合子と桃子が本当に友人関係だった等調べた。
「ありました篠山さん。」
「百合子と桃子さんは逢い引きする仲だったのか。」悟は眉をひめながら書類を見た。
「警部に突きつけますか?」
「これだけでは不十分だ。」幸村は頷き書類の別ページを開いて驚愕したそこには10代だった頃の悟が桃子と百合子の写真に写っていたのだ。