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第一話


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トコトコ…



トイレから帰ってきた僕は直ぐに席に座った。もちろん、ハートマークは現れたままだ



『…ただいま』



「…取れんかったん?」



『…元々現れてるやつだから』



「ぁ~、頬に付けるシール的な?」



『…うん、まぁそう。』



シールといって、嘘をつく。地味に合ってるのがムカつく。



『…ねぇ、百山くん…?だっけ、?』



「…桃でいいよ」



『…じゃあ、桃くん』



「…ん?」



『僕が病気になってたらどうする?』



「…お前、病気持ってんの?」



『…うん、まぁ。』



「ふーん…」



どうして、そんなに平然と返してくるのだろうか。普通の人だったら「大丈夫?」とか、聞いてくるのに。



「…なんて病気なん?」



『…聞きたい?』



「…別に?」



『…ツンデレ?』



「…なんで?」



『…わからん』



「なんなん、お前w」



『…やっと笑った』



「ぇ…?」



『さっきから笑ってなかったから』



「…….」



「お前の病気ってさ?」



『…….?』



「…愛求病?」



『…なんでッ?』



「…見たことあるから、愛求病の人」



『…違うよ。』



違わない、否定できないけど…でも──



そんな中、頭にある言葉が過ぎった



〈治療法は…愛されたい人に心から愛されることと、あなたが相手を嫌いになることです。〉



…嫌われたらダメなんだッ、でも…愛されたいって思ってしまっちゃったら…もう、戻れないよ…ッッ



「…いや、あってる」



『…違うッッ』



「青…ッッ」



『…….違うってばッッ!!』



「…….!?」



「…青ちゃんッッ?」



…ザワザワザワ



『…桃くんにはッ分かんないよッッ』



「…….ッッ」



「青ちゃんどうしたの…?」



『…なんでもないよ、赤くん』



『僕…早退します。』



「…先生に言っとくね」



『…うん。』






『…最悪ッッ』



『絶対嫌われた…』



『これから、どうしよ…』



[ねぇ、君]



『…….ぇ?』



[…屋上に人来るって珍しいんだ]



『あなた…誰?』



[…ふふっw俺はね──]




第一話

❦ℯꫛᎴ❧

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