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初コメ失礼します…。 こ~ゆ~お話大好きですっ! 連載ブクマ失礼致します…!
好き過ぎて飛ぶ・*・:≡( ε:)((は?
最高……ッッ!続き待ってる!
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第二話
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「…ふふっw俺はね…?」
彼は自分の口に指をさしながら名前を言った。
「紫崎 紫…!」
「紫ーくんって呼んでね…!」
優しく微笑みながら、僕を見つめてきた。僕が女の子だったらときめいていただろう。
『…紫ーくんッ?』
「…うんうん!」
「…それで、君はどうしてここに来たの?」
「サボるため?」
サボるって…人聞きが悪いなぁ…。でも…いきなりここに来たらみんなそう思うよね…。
『…違うよ』
「…ふーん、!あ、そうだ」
『…….?』
「…君の名前は?」
いきなりなんだっ!?そう思いながらもちゃんと答える。
『…僕は、青。蒼井 青だよ』
「…青ちゃんね~!」
青ちゃん…?聞いたことがある、あだ名の付け方。
『…赤くんみたいだね』
その一言を言うと紫ーくんは黙ってしまった。少ししたらまた喋りかけられた。
「…….」
「赤くんを知ってるの?」
『…知ってるって言うか、今朝喋りかけてきた』
「…ぁ、それは俺からもごめんッッ!」
…なんで、謝られた!?冷静にツッコミたいが…やめておこう。
『いや、別に…気にしてないけどさ』
「ねぇ、青ちゃん」
『…ん?』
「愛求病って知ってる?」
“愛求病”この名前を聞いた瞬間、僕は体が固まった。
『…….なんで?』
「…俺、愛求病っていう奇病にかかってるんだ」
…紫ーくんが、僕と同じ。それがとても心強かった。
『…….!?』
「…愛求病知らない感じ?」
『…知ってるよ』
「…….ぇ?」
『だって…その奇病の経験者だもん』
『ほら、ここ』
自分の頬に指を指した。
『ハートマーク、あるでしょ?』
「…頬にあらわれるの、辛くない?」
『愛されたい人に見られたよ』
『…紫ーくんは誰に愛されたいの?』
「…誰だと思う?」
「俺、何人もいるからね…」
「…あ、あらわれちゃった」
『…….!?ぼ、僕にも愛されたいの?』
「…らしいね」
「ちなみに、1番でかいハートマークは赤くんの時にできたやつだよ」
『…赤くんが、好きなの?』
「…….俺は──」
第二話
❦ℯꫛᎴ❧