テラーノベル
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さて、話しかけてきた男であるが、
何と学年1のダメ男であった。
テスト期間中にマックスバリュでポケモンGOをしているような事もある。
その男が俺に話をかけてきたのだが、俺は全く予想もしていなかったので、
とんでもなく嫌そうな顔をしてしまった。
だが相手は馬鹿なので全く気づく様子もない。
何とか顔を引きずらせながら「知らないの?」と答えた。
「知るわけねえよ!!」
「知るわけない?」
また心の中が声に出してしまった。
顔もまたドン引きの表情だ。
相手が馬鹿でつくづくよかったと一息ついた。
だが、さっき知るわけないとコイツ答えたな?
馬鹿にも程がある。
「なあ!教えてくれよ!今回のテストで30点取らねえと死んじまうんだよ!」
ダメ男は俺の肩を叩いた。
あまりにも痛いので教えてやらないと言いたかったが、
それはあまりにも面倒くさいことのなってしまいそうなのでやめることにしまった。
「いいけど」
言うんじゃなかったと悔やんだが仕方ない。
「じゃあまた明日教えてくれな!」
今じゃねえのかよ。
バカ男ははだしのゲンとはたらく細胞といった学校の図書館にある唯一の漫画を手に取り去った。
バカ男が居なくなった図書室はとても静かになった。
風の音、紙の匂い、それらを感じていると直ぐに休み時間が終わった。
「あの野郎」
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