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???「じゃーん!!みたまえ!!」???「へぇすごい」
??ん「すごいですね」
???「何が凄いのか百文字以内で答えなさい!」
???「あんた早く仕事しなさい」
???「今日もサボったんでしょ?」
ここは、生徒会室。「雨花」はある格好をして「橙」、「桃時」に感想を求めていた。
雨花「確かに仕事もしなくちゃいけないし、今日も授業サボったけど、そんなことより……!」
橙「全然そんなことではないですね」
桃時「はぁ埒が明かないわね。分かったわよ。何なのその格好」
雨花「よくぞきいてくれた!これは……」
「「イソギンチャクの格好なのだよ!!!!」」
橙「はぁ……」
桃時「やっぱりくだらないことだった……」
雨花「くだらなくないよ!商店街でやってる仮装大会で優勝すれば、あのフルーツティー一年分が貰えるんだよ!!こちとら死活問題でやってるんだ!!」
桃時「それであんたはイソギンチャクに変身した……と」
橙「それで優勝する……と」
雨花「その通り!!」
橙「いや……」
「「無理でしょ?!?!」」
雨花「えぇ〜何で〜?」
橙「それ仮装じゃなくて変装ですよ!」
桃時「しかも不審者の方の!!」
雨花「いや大丈夫!これで行く!」
桃時「本当に大丈夫なの?」
橙「不安です……」
「まぁそれにしても……」
桃時「あのフルーツティーが手に入るのよねぇ?雨花」
雨花「え?そうだけど?」
桃時「なら……ねぇ?橙」
橙「そうですね。桃時さん」
雨花のことを橙、桃時はみつめる。桃時はニヤリと笑いながら。
雨花「……あはははっ!二人とも参加して欲しいです!お願いします!」
桃時「も〜うしょうがないわね〜あんたがそこまで言うなら?協力しても良いけど?」
橙「参加させて頂きます!」
雨花「じゃあ来週大会だからそれぞれ衣装用意しといてね!わたしたちのうち一人でも優勝出来たら山分けにするのはどう?」
桃時「そうね!この方が平等だし」
橙「私もそれで大丈夫です」
雨花「じゃあ来週!」
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仮装大会
当日
雨花「おーい!橙ちゃーん!桃時ちゃん!!」
橙「雨花さん!」
桃時「はいはいその格好だとすぐ誰だか分かるわね」
雨花「それにしても……」
「「二人とも可愛すぎじゃない?」」
橙は、みかんの妖精のような姿。
桃時は、メイド服でやってきた。
桃時「これが本来の仮装なのよ!」
橙「そうですよ!雨花さんの仮装の基準は何なんです?」
二人ともかなり自信満々の様子。
雨花「うーん……でもなぁ……」
橙「早く行きましょう!雨花さん!」
桃時「フルーツティーは待っててはくれないのよ!」
雨花「あっはい」
そして仮装大会会場内
橙「皆さんはどんな仮装をするんでしょうか?」
雨花「…………」
桃時「何あんたさっきから黙ってんのよ」
雨花「げんこつ待ち」
#女主人公
#獣人
橙「え?」
すると、司会が出てきた。
「皆さん!こんにちは!これから第百四回目!仮装大会を始めます!今回のテーマは……」
「「ダサかわいい」です!!!!」
桃時「…………は?」
橙「…………」
雨花「す、すみませんでしたぁ!!言うタイミングを逃してしまいまして……」
橙「あなた……」
雨花「ひぃ!やっぱり怒られる……!」
雨花が逃げようとすると、
桃時「待ちなさい」
桃時を手を掴んでくる。
雨花「あのご勘弁を……」
橙「あなた……」
「「すごいじゃない・ですか!!!!」」
雨花「え?」
雨花は驚く。
桃時「だってアタシたちがあんたの引き立て役になれるってことでしょ!」
橙「私たちが先に出ることで後から来る超絶ダサカワの雨花さんが来れば観客の目は釘付けですよ!」
橙、桃時はキラキラ目を輝かせながら、雨花をみる。
雨花「あぁ……マジか……」
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桃時「うふっ!まさかキャバ嬢の格好してくる人がいるとは……」
雨花「キャバ嬢だって立派なお仕事なのにダサくなんてないよ!」
橙「言うことそれですか?他にも落ち武者や宇宙飛行士、ペットボトル、花、ケチャップなど色んな方がいましたね。」
桃時「で、結局優勝したのが……」
雨花「…………」
「「獲ったどぉー!!!!」」
橙「雨花さんですね」
桃時「あいつ物欲に関する運だけは強いわね。…………」
もっと他のところにも
運が強ければ良いのに
雨花「よぉし!じゃあ帰ろう!」
桃時「…………そうね」
橙「行きましょう」
もうすっかり夜になり、更待月が白く輝いていた。その欠けた部分は果たして何を表しているのか。その欠けた部分には何があるのか。
それは分からないまま、夜は過ぎた。