「章くん……ひとつ聞きたいことがあるの。……松原さんが来て思い出したんだけどさ、『えなちん』さんって、松原さんのことだったりする?」
私がその名前を口に出すと、章くんの表情が引きつった。まさかそんなことを聞かれるとは思っていなかったのだろう。
「しおり、お前……勝手に俺のスマホを見たのか?」
「この間、章くんがお風呂に入ってた時に、着信が鳴ってたって伝えたことあったでしょ? その時に偶然見えちゃっただけだよ」
「ふーん……そっか。まぁ隠しても仕方ないし、言っちゃうと、松原さんのことだよ」
淡々と答える私のことが癪に障ったのか、彼はさらに声を荒げた。
「さっきといい、今といい……俺に何か言いたい事でもあるのか!?」
「えっ、言いたいことって――」
私がそう言いかけ******************
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新年明けましておめでとうございます🎍 今年も引き続き、当作品をよろしくお願いいたします🙇♀️ そして……第8話を読んでくださり、ありがとうございます✨️ 何やら怪しい情報が飛び出しましたね⁉️ 次回の更新は、1/8(月)となります。 よろしくお願いいたします🙌