祭りが終わって数日後……。
集まった金を少し使い、机と椅子を設置した。だからといって、客が増えるわけではないが……。
「今日も、暇だな……」
人里では、忘年会シーズンで大賑わいであり、少し妹紅も自分の店が賑わうことに憧れていた。
「団体客でも来ねぇかな……ん?」
その時、何かが彼女の頬を掠め、竹に突き刺さった。
「……これは」
矢に、紙が巻きつけてあるもの。矢文だ。彼女の矢を抜き取り、紙を広げた。
『明後日22時。団体で参りますので、予約します。 ミレニアム』
「ミレニアム……?」
聞いたことない名前に驚く彼女だが……。
団体客だ。彼女が期待していた者達がやってくる。
「鳥を多めに仕入れるか……!」
意気込む妹紅。
しかし、このミレニアムという団体、なかなか癖のある組織なのだが……妹紅はまだ知らない。






