政治的意図ありません
キャラクターとしてみてください!
空「仕方がない…路線変更だ!」
そう指示をだして右へ曲がる。
目的地を変えた。
成功しないと。死んでもいい。
空「右だ!!」
日本兵士「了解ですっ!!」
まわりの人は違うって言うけど、僕は弱いし臆病だ。
半端な覚悟で戦場にたって…、今も人の命を奪う。
空「しらない誰かにとっては…僕は悪役かもなぁ…」
そんな呟きをもらす。誰もこんな僕に興味などないだろう。なのに、誰かに聞いてもらいたい気分だった。弱音を、本音を。
空「はぁ…」
僕らしくないため息をまた吐いた。
イタ王「やばなんね…」
考えられない。なにも。
もう死んでしまいたい。そんな戯言をいつか吐いたな。と他人事のように思い出す。どうしようもない焦燥と頭痛が襲う。
イタ王「とりあえず…、護りに徹せなんね。」
そう指示をだす。
間違えたらどうしよう。間違えてはいけない。
そんな煩悩が脳を埋め尽くす。
肩で息をして、落ち着こうとした。
護り。それは、基本的に相手の領土にはダメージが入らない。
…この指示がいけなかったのだろうか。
ナチス「くっそがッ!!!!!」
ソ連。あの無駄にデカイ領土とガタイ。
あれが苦戦する箇所だろう。そんな冷静な考えの隣には、焦りが大半な考え。
対反する思いが気持ち悪くて、ため息をつく。
ナチス「そこを、右へ行け!」
そんな鋭い指示が独りの部屋に響いた。
陸「爆弾人間…ですか。」
戸惑いが滲む声が己の口からでる。
“爆弾人間”
体に爆弾を仕込み、敵が集中している場所に突っ込んで、敵兵を巻き込み自爆する。
国の化身は丈夫で死ににくいから任命されたのだろう。
まぁ…、死んだって国の役に立てるのならいいか。
そんな思いで、その戦法を…、許可した。
陸「…はい。行って参ります。」
天皇陛下「なるべく生きて帰るように。」
陸「了解です。」
そう静かに会話をかわした。
アメリカ「イカれてるぜあいつ!!!!」
アメリカは、大日本帝国との会談で大日本帝国が言ったことに納得が出来ないでいた。
_「国の為に死ぬのは誇らしいことだろう?」
当たり前だというように、ただ呼吸するように。さらっと言ってのけたあいつはどんな教育を受けたんだ…。と思った。
そんな自己犠牲精神で日本人は生きているのかよ。
そんな気持ちもあった。
アメリカ「イカれてるぜ…本当に…」
イカれてる。本当に。
でもあいつはそのことになにも疑問を持っていない。
どうしてだ?
洗脳か?
教育か?
…まぁでも、俺の教育もまぁまぁイカれてたか…。
そう少し重い過去を思い出す。
アメリカ「仕方がねぇ…。」
そう諦めたように呟いて、俺は部屋を後にした。
コメント
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初見コメ失礼します...文才神すぎます!!ブクマしてもよろしいでしょうか、!
感動しすぎてヤバい、次も頑張ってください!