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古流斬
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チタコロ
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第三章 はぐれ者編
第五話「冒涜」
薄暗い地下施設。
虚飾は一人、培養装置の前に立っていた。
「……防衛軍を襲撃する。」
「だが、問題がある。」
「ケイト。」
七つ大罪を生き延びた英雄。
今の防衛軍最強。
「正面からでは時間がかかる。」
「ならば……。」
虚飾は静かに笑う。
「冒涜しよう。」
培養装置の中には、戦いで回収したマフィアたちの肉片が浮かんでいた。
「死者への冒涜。」
「だが、私には関係ない。」
赤い血液が装置へ流れ込む。
ゴボゴボ……。
肉体が再生されていく。
やがて、一人目が目を開けた。
「……。」
ザッド。
続いて。
二人目。
「……。」
ゴッド。
さらに。
三人目。
「……。」
デッド。
最後に。
巨大な培養装置が割れる。
中から現れたのは――
マフィアのボス。
四人は静かに立っていた。
しかし。
瞳には何の感情もない。
「意思はない。」
「魂もない。」
「ただの肉体。」
虚飾は血を指先から伸ばす。
その血が四人の首へ繋がった。
「これでいい。」
「私の操り人形だ。」
ザッドがゆっくり剣を構える。
ゴッドは拳を握る。
デッドは静かに殺気を放つ。
ボスは一歩前へ出た。
全員が虚飾の命令だけを待っている。
虚飾は満足そうに笑う。
「ケイト。」
「お前は英雄だ。」
「ならば英雄らしく。」
「かつて倒した敵と、もう一度戦え。」
その瞬間。
血が地面へ流れ落ちる。
四体の分身が現れる。
さらに。
ザッド、ゴッド、デッド、ボスも虚飾の後ろへ並ぶ。
「分身。」
「操り人形。」
「マフィア幹部。」
虚飾は両腕を広げ、高らかに笑った。
「これだけ揃えば――」
「防衛軍に勝てる。」
「フフフ……。」
不気味な笑い声が地下施設に響き渡る。
一方、防衛軍はまだ、この新たな脅威を知らなかった。
――第六話へ続く。
コメント
1件
うわっ…第54話読み終わったよ〜!!😭💦 いやもう虚飾さんヤバすぎるでしょ…!!「冒涜」ってタイトルからしてゾクゾクしたけど、死者の肉体を操ってまでケイトさんを倒そうとする執念が怖すぎる!!ザッド、ゴッド、デッド、ボスが全員無機質な操り人形になってる描写が本当にエグくて、でも同時に「これで勝てる」って笑う虚飾の狂気に惹かれる自分がいる…🥺✨ 次どうなるの!?防衛軍気づいてないし、ケイトさん過去の敵と再戦とか胸熱すぎる展開待ってるよ〜!!続き気になりすぎて夜しか寝れん😭💕