テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
💚🩷
初小説頑張ります🔥
てか1時間ぐらい書いてたの全部消えたんだけど最悪🥲
保存大事…まじで…
ー
「俺の家、来る?」
何気なく言ったこの一言。
この一言のせいで、好きな人が俺の家に来ることになった。
「お邪魔しますっ。」
丁寧に挨拶して家へ上がってきたこの人こそが好きな人である阿部亮平こと阿部ちゃん。
俺は普通に「いらっしゃい」と受け入れてるけど、好きな人と2人きりで、物凄く緊張が走ってる。
なぜ俺が家に誘ったのか…それは、先程に上がった話題のせいである。
「そうだ。佐久間の猫ちゃん、いつか会ってみたいんだよね」
阿部ちゃんがそう呟いて、俺の愛猫の話が上がったから、そのままの流れで誘ってしまった。
心も、部屋も何も準備出来てないけど、部屋入って引かれないといいな。
「まっすぐ行ったらリビングだから先行ってて。」
「俺飲み物とか用意したら行くね!」
ありがとうとリビングへ向かう好きな人の背中を見送り、玄関でそのまま座り込む。
冷静に考えてみると、やばい状況すぎてる。
今は部屋も違うけど、1つ屋根の下で2人きり。
しかも、生活感満載な俺の部屋に好きな人が来ていると考えると、心臓が鳴り止まない。
でも、流石にそろそろリビング行かないと変なやつだと思われるので、飲み物片手に心臓バクバクのままリビングへと向かう。
「ごめん、急に誘ったから特に何も無いけど笑」
「ううん、大丈夫だよ」
「めっちゃ綺麗だよね、佐久間の家。」
こうやって優しいところも、大好きだな。
って、なに言ってんだか。
「よし、目的は家の子だもんね、連れてくる!」
連れてくると言っても、名前を呼ぶだけ。
ツナ、シャチと、家の子達の名前を呼んだら、返事をするように鳴き声が聞こえてきた。これが何よりも可愛い。
でも、こんなにデロデロに甘い声が好きな人に聞かれているなんて考えたら、死ぬんじゃないかとも思う。
「えー、可愛い。」
「お返事上手なんだねー、可愛い。」
「…….可愛いよね。」
その「可愛い」って言葉も、全部俺に向けて放つ言葉だったらいいのにな。
なんて、ただの妄想に過ぎない。
家の子達の可愛さには劣る。でも、努力はしてるんだよ。俺も。
気付いてくれてるといいな。
「にゃーにゃー、んふふっ。」
「…可愛い」
「ん?可愛いよね、ツナくんもシャチちゃんも。」
「あっ……そうだね笑」
一応、阿部ちゃんに向けて言ってた事だけど、何とかごまかせた。家の子達居てよかった。
それにしても、やばい、なにも喋りかけれない。
このままこの部屋から飛び出したい。
今ならこの部屋から出ても、猫に夢中な阿部ちゃんにはバレないんじゃないかな。
…そんなことは無いか。
って、頭がグチャグチャとして、ボーッとしてたら数分が過ぎていた。
阿部ちゃんは何も言わずにひたすら猫を撫でていた。
多分、俺が無心で遠くを見つめてたから、不思議に思ったんだと思う。
そう考えていたら、猫が俺にすり着くように足元へと来た。
俺が浮かない顔でもしてたから、心配でもしてくれたのかな。
撫でようと手を伸ばした。
「あっ」「あっ」
たまたま阿部ちゃんも撫でようとしていたのか、手が当たってしまった。
こうやって改めて見ると、阿部ちゃんの手ってすごく綺麗。
血管が浮き出てて、すごく漢らしい。
触れていた時間こそ一瞬だったけど、落ち着く。
ずっと触れていたいと感じた。
叶わずだけど。
「あ、あーっ、ごめんね笑」
「俺、トイレ行ってくる!好きに遊んでてっ」
手が触れて、更に阿部ちゃんを意識したらここにいるのが辛くなってしまった。
なので、笑顔を偽ってトイレへと立つ。
阿部ちゃんは気にせずに、またにゃーとニコニコしながら猫と遊んでいた。
トイレへと入り、深いため息を漏らす。
いつもどんなことを話していたか、どうやって話していたか、どこを見て話していたかとか、なにも出てこない。
いつも通り話したいのに、俺の家に阿部ちゃんが居るって条件だけで、俺の全てが変わってしまう。
ただのメンバーだし、友達に過ぎない。
…阿部ちゃんにとってはね。
俺にとっては違う。
阿部ちゃんはメンバーだし友達だけど、好きな人。
1人間として好きでやまない人。
自分でも引くぐらいには阿部ちゃんが大好き。
優しいし、いつも気遣ってくれるし。
でも、それは俺だけに向ける特別な扱いではない。
みんなに優しく、みんなに気を遣う。
そんな阿部ちゃんは色んな意味で愛されていると思う。
好きな人だっているだろうし、憧れている人だっていると思う。
俺は、きっと嫉妬をしているんだろうなって思ってる。
特別扱いを俺だけにして欲しいし、阿部ちゃんの隣はいつも俺で居たいと思う。
この想いが現実になって欲しいなって妄想して、叶わず悲しむ。
恋ってそういうもの。
「阿部ちゃん…俺、阿部ちゃんが好きすぎてどうかしてるみたい笑」
「……いっそ、嫌いになれたらな」
乾いた笑いで、届くはずもない阿部ちゃんに想いを伝えた。
「………佐久間。出ておいで。」
「へっ?」
この声は…って、阿部ちゃんしかいないんだった。
それにしても、今の言葉、もしかして聞こえてた?
だとしたら、トイレから告白した奴みたいになってる。
出たくない。出て幻滅されたくない。
「…気まずいよね。でも大丈夫、佐久間が願ってる通りにしてあげるから。」
「……それ、どういうこと?」
阿部ちゃんが言ってる事を知りたい。でも出たくない。
…どっちにしろ、好きバレしてしまったには出るしかない。
とっても気まずいけど、阿部ちゃんは優しいから、幻滅はしない。
渋々トイレから出ることに。でも、阿部ちゃんの顔を見れない。
どんな表情してるのかも気になるけど、目を合わせられない。
「佐久間の想い、ちゃんと俺に聞かせて?」
その言葉と同時に、勢いよく両手を手で包み込むように握ってくれた。
どうしよう、心臓がまた…
「阿部ちゃん……」
好きって2文字を伝えたいのに、言おうとすると喉の奥で突っかかって出てこない。
阿部ちゃんの期待の眼差しが胸に刺さって、苦しい。
でも、その目すごく優しい。
あ、やばい…泣きそう。
阿部ちゃん…俺…
「好き……」
自分でもビックリするぐらい無意識にそう伝えた。
阿部ちゃんは安心したように微笑んでくれた。
振られるのかな、この後。と、期待はせずに返事を待つ。
実際はきっと数秒ぐらいの沈黙だけど、体感1分ぐらいに感じる程長かった。
「佐久間っ、伝えてくれてありがとう。」
重い口を無理やり開いたと言わんばかりの阿部ちゃんの声は、すごく震えていて、今すぐにでも泣き出しそうな声だった。
俺もまた同じで、泣きそう。
こんなに泣くのを我慢してる顔を阿部ちゃんに見られたくない。
外に飛び出して泣き叫びたい。
「佐久間っ…!」
「佐久間…佐久間…!」
「あ、阿部ちゃん…?」
急に阿部ちゃんが俺の肩に顔を埋めて俺の名前を何回も連呼してる。
阿部ちゃんとは付き合い長いけど、今までにでもこんな何回も呼ばれたことは無いと思う。
「俺、俺っ…」
「佐久間の事大好きだから…」
「お願いだから嫌いにならないで」
嫌いに?
…ああ、さっき「嫌いになれたらな」って言っちゃったんだっけ。
それにしても、大好きって……
「阿部ちゃん。」
「俺、一生阿部ちゃんを嫌いになんかなれないよ笑」
「だって俺、大好きだけじゃ表せないぐらいに阿部ちゃんの事大好きだもん。」
さっきは全然出なかった「好き」の言葉。
今ならスラスラと言える。言葉の魔法ってすごく不思議。
「佐久間…」
「ん?なあに?」
「俺と付き合ってください…」
「もちろんっ」
ー
凄く疲れた💧
ぶっ通しで書くものでは無かったな💦
次は誰書こうかな😌🧠(疲れたくせに次のこと考えちゃう😸🤍)
てか初投稿(でもないけど)下手すぎる!!
流石にもうちょい手込ませた方が良かった説はある🤦🏻♀️
まあとりあえず、リクエスト待ってま〜す👍🏻✨
スクロールお疲れ様でした🙇🏻♀️🍵
コメント
7件
まてい、さっくんが言うた「いっそ、嫌いになれたら」ってあべちゃんの曲やん…偶然かもしれないけど主さん神やね…主さんの地雷とかってありますか?…地雷じゃないペアでリクエストしたいので…
あべさく甘々最高です☺