テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
う た ひ ま。#うみいろ
43
43
// ⌒ ⌒ 🪼 。
44
なんたろ
207
黒羽みゆう
# 大学でましろと出会う
# 20歳一人暮らし
# 一人称でみゅうはーーって使いがち
ましろ爻
#とりま味方でも敵でもない
#女の子大好き
#絶対的に人間ではないけどそれは殆どの人に言わない。
#キャラ崩壊しがちですご了承くださいませ。
Start👉️
みゆうSide.
ある日、大学で不思議な男の子に出会った。
「ましろくん」
声も顔もとっても可愛いから女の子だと思って話してたら「僕は男の子だよ」だなんて言われてしまった。
正直、男性だとわかっていたら話しかけられたとき軽く流していたと思う。
今日ばかりは、ましろくんにはそうしなくてよかったと思った。
ましろくんはとっても優しくて面白い。一緒にいるとなんだか安心感がある。
ものの数時間、二人で話しただけなのにすっかり仲を深めてしまった。
「僕の友達がさ」、だとか「みゅうもね?!」とか。
知らない人に自分の話はあまりしない方だと思う。でも、ましろくんが自分の話をしてくれる度に柄にもなく自分の話を聞いて欲しくなった。
ましろくんには不思議な力がある気がした。
あの日、流れで連絡先も交換してしまった。
聞くとましろくんはこの大学の学生というわけではないらしい。ただの通行人なんだとか。
この大学は生徒以外は入校許可証がいる。たしかに今思い返すとましろくんと出会ったのは大学の構内ではなかった。
その時は特にそんなことは気にしていなかった。この大学の近くを散歩する人なんてよくいるし、そう思えば不思議なことでもないから。
そんなことを考えていたある日だった。
スタホが震える。画面を見るとましろくんからメッセージが来ていた。
『みゆうー。今何してる?』
「特になにも。家でごろごろしてるよー」
後で返す理由もなかったのでその場ですぐに返信した。ましろくんから既読がつくのは早かった。
『ほんと?じゃあ一緒に出かけない?』
『行きたい場所があってさ。』
【行きたい場所】。ましろくんの行きたい場所ってどんなところなんだろう。思い返すと話したのは交友関係のことばかりで2人とも自分について話していないなと思う。
「行きたい場所?いいよ。どこ行くの?」
断る理由はない。私は家で暇してるわけだし、ましろくんのことをもっと知りたい。
そして、少し時間が空いて返事が来る
『霞野荘。』
コメント
4件
うわすげぇ、小説書くの上手すぎる人だ…。 最後に『霞野荘。』って言って終わったけど、ちょい不穏な感じした、主食ありがとう…😇 これからどうなるかめっちゃ気になる終わり方してて、読みにきたくさせるのやめよ?!沼っちゃうからっ?!
ああ、この冒頭、すごく好きなバランスですね。キャラ紹介が先にくることで、みゆうちゃんの“みゅうはーー”って口調や、ましろくんの「人間じゃない」感がそのまま体温になって物語に入ってくる。しかも大学の構内じゃなくて出会ってる、入校許可証の話をあえて入れてあるのが地味に効いてて、“霞野荘”って地名が急に不気味に光る。日常の延長にぽっかり異質なものがある、その塩梅がすごく巧いです。続き、めっちゃ気になります。