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酒呑童子「クフフ…バレておるか」
妖艶に笑う酒呑童子は完全覚醒、とまでは行かないがある程度の力は戻っているようだった
『んで、あなたはどうしたい?』
酒呑童子「ふはは ( 笑
このわしに意見を乞うか ! 」
酒呑童子「随分と頭が高い小娘のようだな?」
その瞬間とてつもない呪力圧がかかる
『あー、残念ながらこーゆー脅しは効かねぇのよ私』
『いくら全盛期の宿儺より強いと言われた呪霊でも…私の前では無力なの』
私も負けじと酒呑童子に圧をかける
酒呑童子「ふは、ますます気に入ったぞ!
わしに正面から挑んでくる奴などそう久しい」
酒呑童子「ふむ…またここに封印されては堪らないな。どれ、1つ縛りを結ぶか?」
『はぁ…?縛り?大人しく封印されてくれないのォ!?』
酒呑童子「まぁな 笑
そんなつまらない所に何千年も閉じ込められるより小娘と共にすごした方が楽しそうじゃ」
酒呑童子「小娘が縛りを結んで わしを傍に置いてくれないと言うのなら…呪い合いでもするかえ? 笑 」
『……なんてめんどくせぇ特級過呪怨霊だ
その話乗った 縛りを結ぼう』
『縛りの内容は?』
酒呑童子「お主に全て任せるぞ」
楽しそうに姿を変化させる酒呑童子
『じゃあ… “私や人を守る呪霊となる事”
“呪詛師や呪霊を殺すために協力する事”
“私の言うことを絶対に、聞くこと”』
酒呑童子「そんな安い条件ならいくらでも飲んであげようぞ」
酒呑童子「わしはお前や人々を守る下僕となればいいのじゃな」
『そう。これでオトモダチだね』
酒呑童子「!!…よいぞ!わしの友達を名乗ることも許そう。お主ならな」
酒呑童子「そこで相談なのだが…わしの姿に希望はあるかえ?」
『姿ァ!?なに指定出来んの ( 笑 』
酒呑童子「そうだな…こんなのはどうだ?」
くるんと一回りした酒呑童子の姿は着物姿の美人に変わっていた
『うわ可愛い!!!美人すぎる!!』
酒呑童子「お気に召したようじゃな 笑
それじゃあお主の家に帰ろうぞ」
『それなんだけどサ~ 酒呑童子クンよ』
『私学校で寮生活してんだわ』
酒呑童子「寮生活……ふむ、この辺りにくる人間もたまにそのような話をしておってな。教育を受ける場所で様々な人間と共に生活するのであろう?」
『ビンゴ!!私以外にも人がいるけど気にすんなよってコト』